偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
人生をどう正当化・美化しても自由だし、ステキな人生を、家族と幸せに過ごして、『お金などいらない。家族さえいれば。』という決め台詞に酔いしれても、別にいい。しかし、この質問にどう答えるつもりだろうか。お金が要らないなら、寄付すればいいではないか。
50万分働いて、25万で養い、そのセリフを言うのだ。残りの25万で、途上国で昼食を食べれない小学生や、授業を受けられない子供、あるいは衛生面の悪い泥水を汲みに裸足で何キロも歩く人々の為に、綺麗な水や、水源を寄付すればいいではないか。それをしていてのセリフだろうか。違うなら、我々は『矛盾』している。
太宰治は言う。
吉行淳之介は言う。

家族がいて、美味しい食事があって、幸せだ!
と言う人がいる。一方で、

家族がいて、美味しい食事を食べて、我々だけ幸せでいいのだろうか。
と言って、途上国で餓死する子供や、戦争やテロで理不尽に落とす無実の命や、呪いにも等しい身分差別によって、信じられない暴力と不遇を強いられる人々の人生を、憂う人がいる。
我々人間の人生は、喜劇?それとも、悲劇?その答えは永久に出ないということは、今まさに、コカインとアルコールと大音量の音楽で乱痴気パーティをして、ハンバーガーとパイを投げ合う先進国の小金持ちと、今も尚、世界のどこかで理不尽に命を落とす人々の一生の間にある確かな格差が、全てを物語っている。
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