偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
ユダヤの諺にこういうものがある。
歳を重ねてもエネルギッシュな人はたくさんいるし、その逆で、歳だけ取った愚か者もたくさんいるのである。
小説家、梅崎春生はこう言った。
くだらない大人に成り下がるのはやめた方が良い。『成人』とは、『大人に成る』と書く。よもや、成人式で大人に成ったとは思っていまい。あれは単なる形式だ。年齢も同じような考え方である。どうせ歳を重ねるなら、『年輪』の様に確実に育っていくことを目標とすることが必要なのである。
イチローは言った。
『自分が年老いていく』ということを認めることは、もちろん真理を理解している人間ができることだ。
ブッダは言った。
- 生:生きること
- 老:老いること
- 病:病を患うこと
- 死:この世を去ること
これを避けることなど、たしかに現実逃避に他ならないわけである。しかし、『自分が年老いている』と認めることは、実はあまり心身にいい影響を与えない。いやもちろん、

若い時はこれくらい簡単に走れたんだけど、今は心は若くても、体が若くなかったみたいだ。
と言って、運動をするとケガをしてしまうことはある。だがそうではなく、

私なんてもう賞味だから…
などと言って自分のことを卑下し、まるで『用済みの老人』のように扱ってしまうと、不思議なことに人間の心身は、その思考を現実化させようとして、本当に老化が進んでしまい、可能性が埋没することがある。見るべきなのは以下の黄金律だ。
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イチローや井上靖の言うように、本来、自分で自分に限界を作るものではない。限界はいずれ来る。そのいずれ来るその時まで、自分は精一杯エネルギーを燃やしていいのだ。
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