イソップ『自分の運命を甘受しなさい。あらゆる面で頂点に立つなど、人間に出来ることではない。』

04/10/2019

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

古代ギリシャの作家　イソップ（画像）

運営者

ふむ…。

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考察

『甘受（かんじゅ）』とは、やむを得ないものとして受け入れること。つまり、あらゆる面で頂点に立つことや、全知全能になることなど出来ない、という人間に与えられた器量や範囲を真正面から受け止め、それを理解すれば、逆に、退路が立たれて一つの道が光って見えるイメージで、自分が歩くべき道が見えて来るというわけだ。

ゲーテはこう言い、

『人は、全世界の問題を解決するようには生まれていない。』

ジャン・アノイルは言った。

『全世界のためを思って泣くなんてできない。人間の力の及ばないことだ。何のために泣くかは選ばなければならない。』

確かに、私のような完璧主義者は、この様な事実を受け入れがたいものである。しかし、いざ受け入れてしまえばこっちのもので、『だとしたら』と、その自分が歩けるたった一つの道を、これ以上ない力強い一歩一歩でふみ歩き、その道を究めんとする発想に辿り着くわけである。『一つのことに集中すること』の恩恵について語る偉人の言葉なら、山ほどある。それは以下の黄金律を見るのがいいだろう。