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有島武郎『僕は一生が大事だと思いますよ。来世があろうが、過去世があろうが、この一生が大事だと思いますよ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ヒンズー教では、現世で自分を苦しめた分だけ、来世で楽になれるという教えがある。しかし、よく考えたらそこにあるのは『楽を求める人間の姿』だ。まあ、大して勉強もしていない私の解釈など、無価値だ。もっと高潔で、崇高な精神が根底にあるのかもしれないのだから、『カースト制度』の考え方は気になるが、批判することはやめておいたほうがいい。しかし私も、来世とか、前世とか、そういうことは一切関係ないと考えるタイプだ。何しろ記憶がない。

 

 

それならば、そこにあるのはもはや別の人格であり、意志である。人間に生まれ変われると決まっているわけではない。石ころかもしれないし、酸素かもしれない。『生まれ変わり』などということを考えるなら、避けて通れない概念に、『エネルギー不変の法則』というものがある。

 

この世は、人が死んでも、物が燃えても、形が変わるだけで、エネルギーの総和は変わらないのである。だとすると、がれきも排泄物も、ゴミも石ころも、枯れた花も草木も、全て同じ、『エネルギーの一つ』ということになる。だから石ころと酸素の話を書いたのだ。どれもが平等に、一つのエネルギーなのであり、そのどれに生まれ変わるかわからないのが、『生まれ変わり』を考えるときに避けて通れない話のはずである。そうなると、ますます保証できない。来世に、この『意志』が、『人格』があるという保証が。前世が、人間だったという、保証が。

 

一つだけわかっていることは、そんな不透明で曖昧な話をしている間にも、この唯一無二の人生が、前へ前へと進んでいくということだ。

 

グレース・ハンセンは言った。

 

生きたくても生きることが出来なかった全ての命の為に、悔いのない人生を生きたい。

 

 

 

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