偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け
[say name=”偉人” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/02/レディーアイコン4.png” from=”right”]古代ギリシャの作家 アガサ・クリスティ(画像)[/say]
[say name=”運営者” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/02/シャーロックホームズアイコン2.png”]ふむ…。[/say]
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考察
『女性にとって最良の夫』というところがポイントだ。だとしたら、男にとっても最良の妻というものが存在することになる。ということは、男女には、それぞれ、異性に求めるニーズというものがある。それを満たすか満たさないかによって、『モテる』とか、『モテない』という評価にもつながってくることになり、『最良』か、『最悪』かという感想にもつながってくることになる。しかしその評価や感想は、本当に正しいものなのだろうか。
『考古学者』というのは、そんなに大勢いる人々なのだろうか。いや、その数は割合で言ったら、人類の10%もいないだろう。ということは、限りなく数が少ない。だとしたら、後の大勢の人は、妻が年を取れば取るほど、価値を低く見積もるということになってしまう。PRESIDENT2014.9.29号にはこうある。
男が会社に勤め、女が専業主婦になるケースで考えると、結婚とは「女が男の可能性を買い、男が女の旬を買う」行為というふうに考えられる。男の年収のピークは50歳前後であるために、女は男の将来性を「青田買い」していることになる。他方、男にとっての女の魅力は、見かけ等が生け花と同じように時間とともに劣化するので、結婚した時点が女の最高の瞬間であり、「男は女の最高を買う」ことになる。
どんな人間も老化を止めることはできない。そして死を逃れることはできない。だとしたら、その『老い』や『死』の匂いがする人間を忌み嫌い、『低い価値』としてみなすことは、支配されている。彼らはそれらの人間を見る時、(終わり)という、負の匂いを察知し、それに支配されて価値を低くするわけだ。まるで、新鮮な魚と、腐った魚を目の前にしたときの評価を180度変える様に、老化し、衰退し、死に近づいている存在を見て眉をしかめ、抵抗しようとする。
確かにそれは、ある種の自己防衛本能なのかもしれない。例えば、腐った魚を食べたら腹を壊して、最悪死んでしまう。かつて知識が今よりもうんと少ない頃、ところかまわず食べ物を食べ、誤食によって命を落とした仲間がいた。そんなことをたくさん積み重ねてきて、人間は、異臭がするもの、そして死臭がするものに対して嫌悪感を抱くようになり、忌み嫌い、それを避けて通るようになった。こんな考え方がこの問題の背景にあるのだとしたら、確かにそれは自己防衛の一種なのかもしれない。
だが、それは『美味しく食べることを前提とする』場合なのだ。食べなければ、生きた魚も、腐った魚も、同じ地球の生命体。そこにたかるハエや異臭は確かに苛立たしいが、しかしその感想は、限定的だ。アフリカ地方では自分の身体に虫がたかることは普通で、裸足で泥の上を歩いたり、必要以上の衣服を着ない、という民族もいる。それに、ハエからしたら、その腐った魚が放つ匂いが、最高のご馳走なわけだ。
人間もハエも魚も、全ての生命は、いずれ必ず死ぬ。それを避けて通ろうというのは、真理に逆らう間違った考え方であり、そう考える人間の目には、節穴が空いている。『食材を美味しく食べる』という発想は、本当に正しいのだろうか。それとも、単なるエゴチズムなのだろうか。全ての人間の男は、女が息絶えるその瞬間まで、ハエがたかるような腐った魚にしないよう、全力を務める責務がある。
スタンダールは言った。
男次第ではいつまでも新鮮な魚でいる。それが、女というものだ。
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