仏教の開祖 釈迦(画像)
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内省
重要なのは表面ではなく、内面である。表面などいくらでも取り繕えるし、着飾れる。だから表面に出ていることなど、着眼点として相応しくない。
『メタの世界』とは、水面下の世界だ。表面上ではない。表面上では違う自分を装って、水面下で主導権を握る。かの『赤壁の戦い(レッドクリフ)』で天才軍師の周瑜が見せたのもそうだ。 周瑜はこれらの原理をよく理解していたからこそ、それを逆に利用した戦略で情報操作をし、敵を錯乱させた。
人は普通、相手が『自分よりも能力が劣っていてほしい』と願うものだ。戦略として考えるときは、だとしたら、『それ』を利用すればいい。相手が思う劣った人物像を演じ、 相手の過信と優越感の種を増幅させ、盲目にさせてしまえばいいのだ。
(やっぱり俺の思惑通りだったか)
と思い上がった敵の操作など、あとはもう簡単。これを考えただけでも、表面的なことなど一切あてにならないことがわかるはずだ。自分にとっての真の友人とは、当然、おべんちゃらを使って媚びへつらうような人間ではない。心の底から心配したり、あるいは喜んだりしてくれる、損得利害を超越した、心の友のことである。
参照文献
仏典
経集254。関連する『黄金律』
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