index

ブッダ『表裏的な人間の罪深さを知れ。』(超訳)

仏教の開祖 釈迦画像

目次

内省

私のごく身近にも、『迷惑をかけたくない』などというセリフを言って、『出来るだけ努力する』とか、『頑張ってみます』などというNGワードを連発する人間がいる。なぜ『NGワード』かというと、彼のこの言葉には何の魂も込められていないからである。命が込められていない。だから結局、努力をしないで迷惑をかけることになる。最初から、

 

(どうせ無理だろうが)

 

と決めてかかっているのだ。それなのに『迷惑をかけたくないので』などと、同情を誘って、頑張っている人、悲劇のヒーローを演じる。こういう人間を『偽善者』という。こういう人間のセリフを『綺麗ごと』という。その言葉自体が『綺麗ごと』なのではない。綺麗ごとというのは、『本当は思っていないのに、上辺を取り繕ってそう言って見せる』という意味だ。

 

これは思っている以上に罪深い。なぜなら関わった人間関係と自分に対する背信行為だからだ。自分を信じない。人を裏切る。そのくせ、出来ている様に、努力している様に振る舞う。いずれ押しつぶされる日が来ると覚悟した方が良い。溜め続けたツケに。

 

まだそこまでは行っていない?それはチマチマと溜めているだけだろう。時間の問題だ。

 

 

注意
※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。

参照文献

仏典
経集127。

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。   『人生は物語の...

あわせて読みたい
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...

あわせて読みたい
『「生きる」ということの本当の意味とは。』   第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』   『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。   『生きるとは呼吸することではない。...

ブッダに関する他の記事

あわせて読みたい
ブッダ(Buddha)とはどんな人物か 仏教の開祖 釈迦(画像) 釈迦(ブッダ)(Buddha.) 仏教の開祖。『ブッダ』とは、『悟りを開いた者』という意味。『釈迦(しゃか)』とは本人が『釈迦一族』出身であ...
あわせて読みたい
ブッダ(釈迦)の名言・格言一覧 名言の正確性   ただ、下記の記事は正当な文献を見てまとめたブッダ(釈迦)の情報、   そしてこのページは、正当な文献を見て書いた超訳記事の一覧です。超...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次