古代ギリシャ哲学者 ソクラテス(画像)
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内省
人よりも賢く生きたいと思い、知性を磨く。しかし知性を磨けば磨くほど、自分が無知であることを知る。『実るほど頭が下がる稲穂かな』である。ここにジレンマがある。
自分は人よりも賢いとふるまいたいのであれば、知性を追ってはならない。自分はただただ知性を追い求める賢い人間になりたいのであれば、人より偉そうにしてはならない。
どちらの選択肢を選ぶかは自由だ。自分がこの人生で、どう在りたいか、そして死ぬときに悔いを残さないのはどちらの選択肢か。刹那的に考えるのではなく、この宇宙規模、時間規模の超広大なスケールの中で、たった一度の唯一無二の人生。そういう規模で考え、答えを出すべし。
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