MOVIE RECIPE
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- レシピ数:14
- 紹介映画:84
1.『醜い人間の心』
人間の醜さが特に露呈している映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ノクターナル・アニマルズ』
- 『チョコレートドーナツ』
- 『ネオン・デーモン』
- 『ゴーン・ガール』
- 『モンスター』
『ノクターナル・アニマルズ』
ファッションデザイナーのトム・フォードが監督をした映画で、独特の世界観が描かれる。冒頭から、家族で観るには相応しくない映像が流れるが、しかし現実にはこういう光景が存在するのが事実だ。
『チョコレートドーナツ』
「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された映画。我々は最後、彼の運命を目の当たりにして、この世界の愚かさを思い知る。
『ネオン・デーモン』
美貌と若さを兼ね備えた少女が嫉妬が渦巻くファッションモデル業界に飲まれる模様が描かれる。ホラーの枠に入る映画ではあるが、『そう観ない』ことを推奨する。その方が面白くなる。
『ゴーン・ガール』
ある女性が行方不明になった。一体なぜいなくなったのか。
『モンスター』
実在した元娼婦の連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスの生涯を映画化。彼女はアメリカで死刑になった10番目の女性となり、シリアルキラーであるテッド・バンディの女性版と言われている。よって弁解の余地なし、死刑は当然。そう思うのが普通だ。だが、少し彼女目線でも考えてみたい。
運営者『醜い人間の心』ということで言えば、戦争のすべてがそうですよね。更に紐解けば、すべての『生き残った宗教』の根幹にある教えと、その対極にある真理から逸れた人間の態度がそれに該当します。例えばキリスト教の7つの大罪である『傲慢、強欲、嫉妬、怠惰、憤怒、暴食、色欲』はすべて、人間の心を間違った方向に向けた結果。また、ブッダが罪とする『執着』も、ソクラテスの『無知』も、孔子の『利己』もすべて、間違った人間の在り方となります。
2.『キング・オブ・コメディは俺だ』
コメディアンの王様になろうとする者は、逸脱しようとしている。群から飛び抜け、成功して注目を浴びたい彼らの心情とは。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『キング・オブ・コメディ』
- 『ジョーカー』
『キング・オブ・コメディ』
コメディアンとして有名になりたいと考えている34歳のルパート・パプキン。彼のその執念深さは異常のレベルで、周囲からは当然浮いていく。だが、最後のシーンまで観ることで、彼の人生が完成するような錯覚を覚える。
『ジョーカー』
ロバート・デ・ニーロが本作との関連を示唆している。また、「タクシー・ドライバー」「キング・オブ・コメディ」のオマージュである点、暴力や殺人を美化する内容、精神疾患に関する問題があるとされた描写から賛否が分かれる作品となっている。
運営者前者の監督のマーティン・スコセッシは、マイケル・パウエル監督作品を参考にして本作が作られたことを明らかにしています。パウエルの作品では現実と幻想は常に同一のものとして扱われ、幻想的なシーンも現実的に描かれていたといいます。この映画のラストシーンはいまだに論争が行われるのですが、スコセッシは本作の結末が現実であるか幻想であるかについて問われると回答を拒否しています。この話の奥行きを深くするイエス・キリストの話があります。イエスが生きた時代は、哲学でいう素朴実在論が人間の思考を支配していて、夢で見ることが、昼間に現実で起きたことと同じ重みをもったそうです。処刑されたイエスと夢の中で出会い、話をしても、生きているイエスと会ったのと同じように受け止められるというのです。
3.『復讐の鬼』
かつて、『仇討ち』は合法だった時代があった。敵討ちじゃなければ違法になる、というほどだったのである。だが今は違法だ。しかしそういう時代もあったことから、こうしたテーマは非常に奥が深い話に見える。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ケープ・フィアー』
- 『ジョーカー』
- 『レヴェナント: 蘇えりし者』
- 『ファーナス/訣別の朝』
- 『ファースター 怒りの銃弾』
- 『完全なる報復』
- 『ジョン・ウィック』
- 『マッドマックス』
『ケープ・フィアー』
このレシピは、ネタバレになるので詳細は描かない方がいいだろう。
『ジョーカー』
この映画も『復讐』というのが一つのテーマとなる。
『レヴェナント: 蘇えりし者』『ファーナス/訣別の朝』
これもネタバレになるので詳細は描かない方がいいだろう。西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている。
『ファースター 怒りの銃弾』
ある男(ドライバー)が刑務所から出所した。ドライバーは用意してあった車に乗り込むと、ある男の元へと向かい、その男を射殺した。これもネタバレになるので詳細は描かない方がいいだろう。
『完全なる報復』
これもネタバレになるので詳細は描かない方がいいだろう。
『ジョン・ウィック』
かつて裏社会にその名を轟かせた凄腕の殺し屋ジョン・ウィック。だがある日、愛車フォード・マスタング・BOSS429を狙った若者の強盗に家を襲われ、車だけでなく子犬の命まで奪われてしまう。大切なものを踏みにじられたジョンは、復讐のために裏社会へ戻ることを決意する。
『マッドマックス』
これもネタバレになるので詳細は描かない方がいいだろう。舞台は、暴走族による凶悪事件が多発する社会となった近未来の荒廃したオーストラリアの路上となる。
運営者Wikipediaにはこうあります。『妻が姦通した際に姦通相手と妻を殺害することを女敵討(めがたきうち)という。姦通が表沙汰になった際の女敵討は武士にとっては義務であったが、たとえ達成しても名誉にはならないため、表沙汰にせずに内々で示談にするケースもあった。しかしながら、江戸町奉行所の「公儀御帳」によれば、通常の仇討ちが元禄年間(1688 – 1703年)を過ぎると減少するのに対して、女敵討は宝永年間(1704 – 1710年)以降に増加している。とくに、享保年間(1716 – 1735年)では届け出のあった仇討ちの半数は女仇討である。なお、庶民の場合でも、このようなケースでは殺人罪にはならない。』世界的に有名な赤穂事件もありますし、このテーマは中々奥が深いですね。
4.『訳ありの女装』
現代はLGBT問題について世界中で声が大きくなっているから印象も違うが、そうじゃないケースでの女装というのは、いささか逸脱している。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ミセス・ダウト』
- 『お熱いのがお好き』
- 『ドンファン』
- 『トッツィー』
『ミセス・ダウト』
失業して妻の信頼を失った夫であり父である男が、離婚話を突きつけられるも、女装して家政婦として侵入し、家族の動向を見張るコメディ映画。子供からは好かれているので、終始温かい雰囲気は広がっている。
『お熱いのがお好き』
禁酒法時代のシカゴ。アルカポネが主犯である聖バレンタインデーの虐殺を目撃したため、マフィアに追われるサックス奏者とベース奏者の男。シカゴから逃げ出すために仕事を探すが、団員を募集していたのはフロリダに向かう全員女性の楽団だけだった。女装して女性楽団にもぐりこんだ二人は、その楽団の女性歌手でウクレレ奏者のシュガー(マリリンモンロー)に恋をしてしまう。
『ドンファン』
1,502人の女を虜にした伝説の人物ドンファンだと思い込んでいる男が、故郷の村での艶やかなロマンスやインドでのハーレム生活、運命の人との破局を情熱的に語る。その中で、彼が女装をさせられ、謎の密会に参加させられたシーンがある。
『トッツィー』
40歳になろうかという俳優の男は、その完璧主義が災いして周りと上手くいかず、どこからも雇ってもらえなくなってしまう。オーディションも落とされてしまう。翌日どうしても納得できなずに女装しそのオーディションに乗り込んだところ、プロデューサーに気に入られ合格してしまい、タフな病院経営者のエミリーという役を得るも、後に引けなくなってしまう。
運営者世界初の性別適合手術を受けた人物・リリー・エルベを題材とした『リリーのすべて』という映画がありますが、彼女の場合1930年に手術をしています。しかし、やはりそうした歴史からまだ100年も経っていないわけですから、まだまだ女装した男性を見ると目をぎょっとさせる人が大勢います。正直、そういう人を装った変人もいますからね。人間というのは『左右対称』に安心し、整っているものを美しいと思うところがあります。ですから、世界遺産等の多くの建造物も左右対称になっています。ですから、左右非対称だったり、見慣れないいびつなものには違和感を覚えてしまうんですね。500年後、このあたりの問題はどうなっているでしょうか。
5.『危険なゲーム』
危険なゲームをしてしまうのは、人生の多くの時間で、『暇』だからだ。戦争時代の人々がわざわざそういうことに目を向けることはない。だが、往々にして人間というものは、人生に刺激を求めるものである。そうじゃないと生きている心地が良くないのだ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』
- 『バトル・ロワイアル』
- 『カイジ 人生逆転ゲーム』
- 『ハンガー・ゲーム』
- 『ピエロがお前をあざ笑う』
- 『GAMER』
- 『デスレース』
- 『ゲーム』
- 『ノック・ノック』
- 『恋のドッグファイト』
- 『世界でいちばん不運で幸せな私』
『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』
人気オンラインゲームに参加したことから、様々な危機に巻き込まれてしまう若者たちの運命を描く。引っ込み思案な性格の女子高生ヴィーはある日、“NERVE/ナーヴ”という参加型オンラインゲームの存在を知る。それは多くの視聴者が見守る中、挑戦者となって与えられた課題をクリアすると賞金をゲットできるというものであった。
『バトル・ロワイアル』
日本における「デスゲーム」モノの草分け的なパイオニア作品でもあり、これ以降多くのデスゲーム作品が作られるようになり、さまざまなジャンルに枝分かれしていった。だが、あまりに過激な内容のため、この映画の規制を求める運動が行われた。
『カイジ 人生逆転ゲーム』
ギャンブルによって型にはめられた男たちが、危険なゲームに参加させられ、命懸けの勝負に挑んでいく物語。カイジの話は総合して、ギリギリのゲームやギャンブルが多く、スリリングな展開を楽しめる。
『ハンガー・ゲーム』
パネムという名の独裁国家と化した近未来アメリカでは、キャピトルが政治の中心であり、キャピトル市民は貴族的特権を得ている。反乱の抑止を目的にキャピトルを囲む12の各地区から、12歳から18歳までの男女1名ずつが選出され、男女24人が殺し合う殺人サバイバル「ハンガー・ゲーム」が強制されていた。
『ピエロがお前をあざ笑う』
これについては『ハッカーが活躍する映画』とだけ書いておくのがいいだろう。
『GAMER』
マインドコントロール技術の発達した2034年の世界では、俳優として応募してきた人間の意識を操り仮想空間のキャラクターとして動かすことのできる「ソサエティ」というコミューンをつくるまでになっていた。また、「スレイヤー」は「ソサエティ」と違い、刑務所収監中の囚人の意識をコントロールして行われる戦闘型仮想空間。囚人たちは刑罰の軽減や生き残ることが目的で「スレイヤー」に参加する。
『デスレース』
上記作品同様の状況。2012年、経済的危機に陥り治安が悪化したアメリカ。民営化された刑務所では囚人に武装カーによる過激なレースを行わせ、それをネット中継するというデス・レースが人気を呼んでいた。レースで勝利したものには自由が与えられるが、負けた者は無惨な死が待っている。
『ゲーム』
あまり詳細は書けないが、マイケルダグラス演じる主人公が弟がきっかけの謎のゲームに巻き込まれる。一つだけ言えるのは、この映画は極上のエンターテインメントだということだ。
『ノック・ノック』
建築家のエヴァンは芸術家の妻カレンとの間に二人の子供を授かり、社会的にも成功を収め幸せな毎日を送っていた。ある日、家族旅行の予定が一人留守番をすることになったエヴァンは、久しぶりに一人の時間を楽しんでいた。だが、そこへジェネシスとベルと名乗る二人の美女が訪ねてくる。
『恋のドッグファイト』
1960年代を舞台に、ベトナム出征前夜の海兵隊員達は、誰が一番ブスな女の子をナンパして、パーティに連れてこられるか競う”ドッグファイト”と呼ばれるゲームをやり出す。
『世界でいちばん不運で幸せな私』
問題作。これは、観る人によって真っ二つの評価に分かれることになる。これも確かに、ある一面だけを切り取って考えるなら、『危険なゲーム』を楽しむ過激で刹那的な二人の男女が描かれる。理解するのはなかなか難しい。
運営者ゲームは『危険』、『危険じゃない』に限らず、人々が大好きな娯楽です。『ドッキリ』のような企画は世界中で大勢の人を笑わせますし、ネタ明かしの際に両者が笑いあっている姿は、微笑ましいですよね。そのようにしてゲーム自体は楽しいのですが、『ゲームを企画する者』が人間である以上、その内容は時に羽目を外してしまうことがあります。
6.『様々な精神病棟』
『逸脱』とは、決められた範囲からはみ出すこと。悪い意味ではなく、精神病院での生活を送る人はそれに該当してしまう。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『12モンキーズ』
- 『レナードの朝』
- 『シャッターアイランド』
- 『17歳のカルテ』
- 『カッコーの巣の上で』
- 『ローズの秘密の頁』
- 『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』
- 『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』
- 『ニーゼと光のアトリエ』
『12モンキーズ』
2035年。全人類の99パーセントが未知のウイルスによって死滅し、生き残った人類は地下に住むことを余儀なくされた。そこで、タイムマシンで感染症蔓延の端緒だった1996年に向かい、感染初期のウイルス原株を回収してワクチンを作ろうとするが、その時代の人が話を信じるわけがなく精神病院へ。ブラッドピットの怪演が光る名作である。
『レナードの朝』
精神病院とは少しニュアンスが違うが、医師・オリバー・サックス著作の医療ノンフィクション。マウント・カーメル病院に入院していた嗜眠性脳炎の20名に、1960年代に開発されたパーキンソン病向けの新薬L-ドーパを投与した結果が描かれる。
『シャッターアイランド』
連邦保安官の二人の男が、孤島(シャッターアイランド)にあるアッシュクリフ精神病院を訪れる。この島でレイチェル・ソランドという女性が、「4の法則。67番目は誰?」(The law of 4. Who is 67?)という謎のメッセージを残して行方不明となった。強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実が明らかとなる。
『17歳のカルテ』
原作は1994年に出版されたスザンナ・ケイセンによる自伝。「カッコーの巣の上で」と比較される事が多いが、本作は原作がノンフィクションである点が異なっている。精神病院にいる様々な女性たちと親交を深めながら、人生を模索していく。
『カッコーの巣の上で』
精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた男が、患者の人間性までを統制しようとする病院から自由を勝ちとろうと試みる物語である。世界中に根強いファンがいる名作。
『ローズの秘密の頁』
精神病院に40年以上入院していたローズは赤ん坊を殺した容疑で告発されたが、彼女はそれをずっと否定し続けていた。精神病院が取り壊されることになったため、ローズの再鑑定を依頼されたグリーン医師は彼女を転院させるべきか否か決断できないでいた。
『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』
実在の医師パッチ・アダムスの自伝映画。彼は後に『真の医者』にふさわしい人間に育っていくが、最初まず彼は、精神病院に入院しているところから始まる。
『アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち』
エドガー・アラン・ポーが1845年に発表した短編小説「タール博士とフェザー教授の療法」を原作としている。世界初の推理小説作家である稀代の作家が作り上げたミステリーを思う存分楽しみたい。
『ニーゼと光のアトリエ』
精神病院が患者を人間扱いしていなかった時代に活躍した女性精神科医ニーゼの苦闘を描いたブラジル映画。
運営者精神病院は怖いイメージがありますが、それはやはりパニックになって叫んだり暴れたりして、社会不適合である行動を取る人がいるからです。社会において、そのような人がいると町の秩序が乱れますからね。事実、あまりにも逸脱した人はその思想の延長線上で奇行に走ることがありますからね。人が死んでしまうことも多々あります。ちなみに『ジョーカー』も今回のレシピと関係がある映画になります。
7.『白装束の奇行』
白い格好をした謎の集団や人物の奇行が描かれる映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』
- 『ミシシッピ・バーニング』
- 『ダークナイト』
- 『リング』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱』
中国に南宋代から清代まで存在した宗教である『白蓮教』の台頭が描かれる。
『ミシシッピ・バーニング』
1964年に米ミシシッピ州フィラデルフィアで公民権運動家3人が殺害された事件をモデルにしていて、白人至上主義団体である『KKK』が、白装束を着て凄惨な事件を繰り返す。
『ダークナイト』
言わずもがなの『あの男』が、白塗りの顔で凶悪事件を巻き起こし、バットマンを含めたゴッサムシティの人々を恐怖に陥れる。
『リング』
『貞子』という女性に注目である。
運営者その他、まだ観ていないのですが『ミッドサマー』も白い格好をした人々が描かれますね。もし彼女たちが凶行をするのであれば、この映画もここに該当することになります。また、KKKが登場する映画や、ピエロに関する映画は別レシピでまとめました。
8.『ヤバすぎる監禁』
監禁というのは人の自由を理不尽に奪うこと。基本的人権の尊重を考えても、その行為は逸脱している。何か大義があれば別だが。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『SAW』
- 『スプリット』
- 『ルーム』
- 『羊たちの沈黙』
- 『プリズナーズ』
- 『ドント・ブリーズ』
- 『グアンタナモ、僕達が見た真実』
『SAW』
気が付けば水の張られた浴槽の中にいた。栓が抜けて水が抜けていくのと同時に目覚めた男は、自身が酷く老朽化した広いバスルームにいることに気づく。片足は鎖で繋がれ、部屋の対角線には同じように鎖で繋がれた別の男がいた。そして部屋の中央には拳銃自殺の遺体が倒れていた。鎖はとても外れそうになく、出入り口は硬く閉ざされていた。
『スプリット』
詳細は書けないが、エピローグにおいて2000年公開の『アンブレイカブル』の主人公であるデヴィッドが登場し、本作と共通の世界であることが明かされる。『アンブレイカブル』と本作を踏まえた内容で2019年公開の『ミスター・ガラス』にストーリーが続いている。
『ルーム』
日本「オーストリアの実娘監禁事件」また「恐怖の家事件」等として報じられたリッツル事件を基に書かれたエマ・ドナヒューの小説『部屋』を原作としている。24年間の時間を奪われ、理不尽な目に遭っていた女性の人生とは。
『羊たちの沈黙』
この場合少し系統が違うが、元精神科医の囚人ハンニバル・レクターが、ある精神病院に収監されているという状態から物語が始まる。
『プリズナーズ』
詳細は書けないが、監禁がカギになる。
『ドント・ブリーズ』
詳細は書けないが、同じく監禁がカギになる。
『グアンタナモ、僕達が見た真実』
2001年、アルカーイダのメンバーと間違われ、キューバにあるグァンタナモ米軍基地に送られたパキスタン系イギリス人の青年達に起こった出来事を、本人達へのインタビューを基にして映画化したノンフィクション。
運営者理不尽な監禁ということで言えば、ネルソンマンデラは27年間刑務所生活を余儀なくされました。また、『ザ・ハリケーン』のルービン・カーターは冤罪で終身刑。アウンサンスーチーに関しては14年9カ月自宅で軟禁されましたが、現在はミャンマー国軍のクーデターによって発足した現政府に犯罪者として扱われています。国軍統制下の裁判で19件の罪で有罪判決が決定し、刑期は合計禁錮33年として法の下に刑を下されたんですね。彼女は2023年現在で77歳ですから、その生涯が波乱に満ちたものになっています。
9.『オリンピックは眠らない』
世界的なスポーツ大会であるオリンピック。だが、中にはいわくつきの大会もあった。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ミュンヘン』
- 『リチャード・ジュエル』
『ミュンヘン』
映画は1972年に起きたミュンヘンオリンピック事件と、その後のイスラエル諜報特務庁(モサッド)による黒い九月に対する報復作戦を描く。この映画に登場する、アヴナー率いる暗殺チームは実在した集団であるとされ、一部創作しているが、この映画の大体の様に「黒い九月」の幹部達を次々と殺害したと言う。しかし、モサッドの元高官らはアヴナーの証言を否定している。
『リチャード・ジュエル』
1996年のアトランタオリンピックで爆発物を発見して多くの人命を救った英雄であるにもかかわらず、FBIやメディアに容疑者と見なされた実在の警備員リチャード・ジュエルを描いている。
運営者オリンピックは世界が注目する人間の一大イベントですから、何かを世界に伝えたい場合に非常に有効です。広告というのは莫大なお金がかかりますが、『人の目を向ける』ということは人の一生すら左右するほどの重要なこと。ですからyoutuberで例えれば『迷惑系』だとか。テレビで考えれば『視聴率稼ぎ』とか。雑誌の表紙にはグラビアがあり、それ次第で売り上げが大きく変わると言われています。ただ、テロリズムというのは愚かな考え方ですよね。もっと他のことで努力して伝えるべきです。が、『パラダイスナウ』という映画を観ると、また違う見解も見えてきます。
10.『常軌を逸した文化』
特に古い時代のことだが、今考えると明らかに様子がおかしい文化があった。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ブーリン家の姉妹』
- 『アポカリプト』
- 『彷徨える河』
- 『背徳の王宮』
『ブーリン家の姉妹』
16世紀のイギリスを舞台に、後にヘンリー8世の寵愛を受けることになるエリザベス女王の母、アン・ブーリンとその妹メアリー・ブーリンの姉妹の波乱に満ちた人生が描かれる。生きていくためとは言え、家族同士でとんでもないことをしようとしてまで、彼と繋がろうとしていた。
『アポカリプト』
スペイン人侵略直前のユカタン半島を舞台に、生贄にされそうになった捕虜の脱走と生き残りを掛けた逃走を描く。全編通じて、マヤ語を使った映画となっている。このアメリカ大陸においても、1500年頃のこの頃、このような儀式が実際に行われていた。
『彷徨える河』
実在の学者リチャード・エヴァンズ・シュルテスとテオドール・コッホ=グリュンベルグの手記を基にしたドラマ映画で、20世紀初頭のアマゾンを訪れた学者と原住民の奇妙なロードトリップを描く。『謎の植物』を探し求めてこの地を旅するが、目を疑う原住民たちの文化に直面し、命の危険に遭う。
『背徳の王宮』
時代は1500年頃の李氏朝鮮(1392-1897年)。時の国王は10代国王燕山君(ヨンサングン)である。王に献上されたのは、1万人の美女―朝鮮史上最もスキャンダラスな時代を描く、刺激に満ちた官能エンタテインメント。
運営者アメリカ大陸でインディアン達が白人に迫害された時、「文明程度の劣った植民地に近代文明を伝えることが先進諸国の責務である」といった思想の元に現地住民への一方的な支配や文化の押しつけ、現地資源の開発などが正当化されました。この思想はイギリスでは「白人の責務」、フランスでは「文明化の使命」、アメリカでは「マニフェスト・デスティニー」(明白な天命)などと呼ばれ、それが明らかに白人の傲慢に見えることから批判の対象になることが多いです。ただし、その迫害の一つの理由に、『人身供養のような間違った思想を持ち、人間の道から逸れた人々』を認めない姿もありました。どちらにせよ迫害はいけないことですが、あまりにも衝撃的かつ暴力的で、原始的な生き方以外にはできない人間を見た時、人は本当に通じない言語でどれだけ説得ができるでしょうか。
11.『詐欺とその一味』
詐欺は犯罪であり、犯罪は逸脱している。だが、あまりにも華麗な詐欺はエンターテインメントに近いと思うのか、映画には詐欺師を描く作品が多い。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『フォーカス』
- 『クリミナル』
- 『オーシャンズ11』
- 『スティング』
- 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
- 『マッチスティック・メン』
- 『アメリカン・ハッスル』
『フォーカス』
ウィル・スミスとマーゴットロビーが痛快な詐欺エンターテインメントを魅せる。
『クリミナル』
ここにはあまり詳細を書かない方がいいだろう。
『オーシャンズ11』
詐欺、強盗映画のエンタメ作品と言えばこれ。ジョージクルーニーはこれが最盛期。その後は社会派系の映画やコーエン兄弟の難しい映画ばかりになって、一般受けしない。ただいうなればそれはもはや彼が一般受けを狙う必要なく、自分の好きなことを追求できるだけの資金的体力がついたということだ。
『スティング』
オーシャンズが出るまでの詐欺エンタメ映画と言えばこれ。1936年のシカゴを舞台に詐欺で日銭を稼ぐ1人の若者が、親同然の師匠を殺害したギャングに復讐するために伝説的な賭博師と協力し、得意のイカサマで相手組織を徐々に追い詰めていく様を描いたコメディ映画。信用詐欺を扱った代表的な映画である。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
パイロットや医師、弁護士に偽装し(弁護士の資格は本当に取得した)、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を起こし「天才詐欺師」と言われたフランク・W・アバグネイル・Jr(レオナルド・ディカプリオ)と、彼を追うFBI捜査官カール・ハンラティ(トム・ハンクス)の姿を、痛快かつ人間味豊かに描く。
『マッチスティック・メン』
強迫性障害の詐欺師の男が主人公。治療薬に依存していたが、ある日、常用している薬を誤って全て紛失した上に、薬の入手先である売人が夜逃げして連絡がつかなくなり、まともに日常生活が送れない状態に陥ってしまう。
『アメリカン・ハッスル』
1970年代にアトランティックシティで起きた収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を基に作られている。主人公アーヴィンのモデルはメル・ワインバーグという実在の詐欺師。クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、そしてロバートデニーロという豪華キャストが見どころ。
運営者犯罪編の映画はたくさんありますから、今回はその中から詐欺をピックアップしました。アジアで流行している特殊詐欺は笑いもエンタメ性もない、単なる邪悪な犯罪ですが、映画になる詐欺は脚色や演出の力もありますが、どこかエンターテインメントに見えるから面白いですね。
12.『この人は存在しない』
存在しないというのはどういうことだろうか。映画を観てみよう。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『閉ざされた森』
- 『ニキータ』
- 『TENET テネット』
- 『ゴースト/ニューヨークの幻』
- 『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』
『閉ざされた森』
パナマの米軍クレイトン基地から特別訓練に出たレンジャー部隊7名が嵐の密林地帯で消息を絶つ。一体何があったのか。そしてなぜこの映画がここにピックアップされるのか。
『ニキータ』
政府に隷属的に雇われる暗殺者の人生が描かれる。リュックベッソンの暗殺者シリーズの第一弾。監督は『僕の作品は『ニキータ』以前と『ニキータ』以後で分けられる』と語っている。
『TENET テネット』
ミステリー要素が多いこの映画だから、すべては映画で確認したい。
『ゴースト/ニューヨークの幻』
これは他と違って分かりやすく、死んでしまったゴーストになってしまう男性の姿が描かれる。90年代の不朽の名作と言える。
『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』
これも上記同様ゴーストになる話。だが、あまりにも話が複雑かつ哲学的すぎるので、気になる人は上記感想ページを見るといいだろう。
運営者『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』の感想を今久しぶりに観ましたが、深い話すぎて笑ってしまいましたね。そこが深いので、あえてここはここまでにしておきましょう。
13.『エリートの傲慢』
エリートというのは往々にして抜群の存在として扱われる。だがそれがしばしば傲岸不遜の原因となる。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ドクター・ストレンジ』
- 『ジャッジ 裁かれる判事』
- 『チェンジング・レーン』
- 『ドク・ハリウッド』
- 『ライオット・クラブ』
『ドクター・ストレンジ』
ニューヨークの病院で働く天才外科医、スティーヴン・ストレンジ。ある日交通事故に遭った彼は、外科医としては致命的な、両手にマヒが残るケガをしてしまう。だが彼は事故の前、典型的な傲慢エリートだった。
『ジャッジ 裁かれる判事』
ロバート・ダウニー・Jrとロバート・デュヴァルが親子を演じ、デュヴァルがアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。息子はかなり強引な弁護士、親は筋金入りの法律者で裁判官だが、老齢によって規範意識が緩み始めていた。二人は久しぶりに対面し、お互いの頑固な意思を少しずつすり合わせ、根柢で繋がっている家族の絆を頼りに、心で向き合い始める。
『チェンジング・レーン』
車線変更(チェンジング・レーン)による些細な接触事故をきっかけに激しく憎しみ合うようになる二人の対照的な男の姿を描いている。ベンアフレックが若手敏腕弁護士。サミュエル・L・ジャクソンな保険セールスマンでアルコール依存症を演じる。この映画のテーマは極めて重要である。
『ドク・ハリウッド』
マイケル・J・フォックス演じる外科医の男は、ワシントンの病院でERに勤務していた。ERを辞め、ビバリーヒルズで高収入の美容整形外科医になることにする。だが面接を受けるため、自動車で西海岸に向かう途中で道に迷い、田舎道で事故を起こしてしまう。
『ライオット・クラブ』
オックスフォード大学に実在する上流階級の子弟限定の社交クラブ「ブリンドン・クラブ」をモデルにしている。そのクラブは、上流階級の子弟であること、見た目が麗しいこと、伝説になれる男であることなどといった厳しい入会条件があり、2万人いる学生の中からたった10名しか入れず、メンバーになった者には輝かしい未来が約束されていた。
運営者その他『アイアンマン』のトニー・スタークなんかもその類に該当しますね。ですからアベンジャーズとして集結した際には、ドクターストレンジと彼が衝突していました。ただ、その衝突が『エンドゲーム』で最高の盛り上がりを見せたんですけどね。私はアベンジャーズであのシーンが一番好きでした。
人間というのは、失意時代と得意時代とがあります。人間が転落するのは当然、後者です。前者は『すでに転落しているじゃないか』と思うかもしれませんが、そうとも限りません。このことについてどう解釈するかですね。現象や事実、真理はただそこにある。ですが、それをどう解釈するかはそれぞれにかかっています。
14.『何かが切れた者~闇堕ち~』
この手の人間は、一昔前の日本では『キレた人』と言い、現在では『闇堕ち』とも言う。しかし、それらの言葉が生まれるずっと前から『この心理的なエリア』に到達する人はいた。『真の法律、仁義、道徳、倫理、大道といったものは、まるで、地球を囲む大気圏だ。その一線を超えたら、人は、人でなくなってしまう。』
今回配合するレシピはこちらです!
- 『アオラレ』
- 『フォーリング・ダウン』
- 『シャイニング』
- 『ハンニバル・ライジング』
- 『クロニクル』
- 『ブライトバーン/恐怖の拡散者』
- 『キャリー』
- 『マレフィセント』
- 『クルエラ』
- 『ジョーカー』
- 『スター・ウォーズ』
『アオラレ』
ある母子が乗った車にあおり運転を繰り返し続ける謎の男を描いている。
『フォーリング・ダウン』
平凡な中年男性が、些細なきっかけと偶然の積み重ねの不幸からストレスを爆発させ暴走する様を描く。真夏の太陽にさらされた灼熱のハイウェイで、道路工事による大渋滞が発生。これに巻き込まれた中年男性は、エアコンや窓の故障、車内に入り込み飛び回る蝿に苛立ちを募らせる。
『シャイニング』
スティーヴン・キングが1977年に発表したホラー小説。キューブリックが映画化し、主演がジャックニコルソンというスペシャリストが終結した伝説の映画。
『ハンニバル・ライジング』
「ハンニバル・レクター」シリーズ4作目となる同名小説の映画化。レクター博士の幼少期から青年期にかけてを描いている、時間軸では1番目の作品。彼がどのようにして悪人になったかが描かれる。
『クロニクル』
ふざけて隕石に触れた少年の一人が、超人的な能力を身に着けてしまう。彼は父親にぞんざいな扱いを受けていて、負の感情が鬱積している毎日だった。そして、その堪忍袋の緒が切れる。
『ブライトバーン/恐怖の拡散者』
従来のスーパーヒーロー物語の定型を踏襲した上で、超人的な力を持った少年が邪悪な存在だったら、との想定で繰り広げられる惨劇の行方を描いている。
『キャリー』
いじめや裏切りなどを経て、その超人的な能力を発揮して復讐の鬼になる女子高生キャリーを描く、スティーヴン・キングの名作。クロエグレースモレッツのリメイクも面白い。
『マレフィセント』
『眠れる森の美女』で見る彼女は見るからに魔女であり、悪役そのもの。だが、この映画を通して彼女の過去を見ると、そこにいるのはごく普通の女性だった。では、一体なぜ彼女は極悪魔女になったのか。
『クルエラ』
同じくディズニーヴィランを描く。『101匹わんちゃん』の悪役クルエラ・ド・ヴィルの若き日の姿を描くオリジナルストーリー。これも上記同様だ。一昔前のディズニーアニメは分かりやすさを徹底していて、ヴィランが『THE・ヴィラン』であることが多い。だが、彼女たちにも人生があったのだ。
『ジョーカー』
映画界で最も有名なヴィランと言えば『ジョーカー』だ。これはジョーカーの原点を描いた内容ではあるが、本作以前の映像作品に登場している、どのジョーカーの過去でもない。
『スター・ウォーズ』
更に有名なヴィランに『ダースベイダー』がいる。このシリーズのどこで彼の誕生の原因が分かるシーンがあるかは伏せるが、凄惨な事件現場に慟哭するある男を映すシーンの背景で、こっそりと『あのテーマ曲』が流れ、観客は鳥肌を立てた。
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