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『飛び抜けた者たち』(MOVIE RECIPE)

目次

MOVIE RECIPE

『実在した凡人以上の人たち』、つまり『非凡の人』というレシピは別で用意しましたので、今回は『偉人』も含めて、違うまとめ方をしています。様々なパイオニアや、早死にした天才、あるいは一線を越えてしまった者など、フィクション、ノンフィクションを混ぜて観てみましょう。


運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。


MOVIE RECIPEトップページはこちら。

このレシピの詳細

  • レシピ数:13
  • 紹介映画:115


当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。


1.『パイオニア』

パイオニアは、「先駆者」・「開拓者」という意味。様々な『世界初』や『前人未踏』等のテーマに絞ってピックアップ。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『エリン・ブロコビッチ』
  2. 『スタンドアップ』
  3. 『ザ・ダイバー』
  4. 『グローリー/明日への行進』
  5. 『マルコムX』
  6. 『リンカーン』
  7. 『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』
  8. 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
  9. 『42 〜世界を変えた男〜』
  10. 『J・エドガー』
  11. 『グッド・シェパード』
  12. 『リリーのすべて』
  13. 『エジソンズ・ゲーム』
  14. 『マルクス・エンゲルス』
  15. 『エクソダス:神と王』
  16. 『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』
  17. 『パッション』
  18. 『ザ・メッセージ』
  19. 『ファースト・マン』
  20. 『ガガーリン 世界を変えた108分』
  21. 『スペースウォーカー』
  22. 『バトル・オブ・シリコンバレー』
  23. 『マイケル・コリンズ』
  24. 『未来を花束にして』
  25. 『ブラック・クランズマン』
  26. 『プリティ・リーグ』


『エリン・ブロコビッチ』

アメリカ西海岸を拠点とする大手企業PG&Eから、環境汚染に対する史上最高額の和解金を勝ち取ったエリン・ブロコビッチの半生を描く。

『スタンドアップ』

1988年に行なわれた世界初のセクシャルハラスメント訴訟「Jenson v. Eveleth Taconite Co.」を記したクララ・ビンガムとローラ・リーディの書籍をもとにした作品である。

『ザ・ダイバー』

アメリカ海軍史上、アフリカ系黒人として初めて「マスターダイバー」の称号を得た潜水士である、実在の人物「カール・ブラシア」の半生を周囲の人物との友情とともに描く。

『グローリー/明日への行進』

※下記作品に続く キング牧師と呼ばれ、ガンジーの非暴力的抵抗の教えに共感し、アフリカ系アメリカ人公民権運動の穏健派の指導者として非暴力差別抵抗活動した「I Have a Dream(私には夢がある)」の一節で知られる有名な演説を行った人物。1964年にノーベル平和賞を受賞。

『マルコムX』

※上記作品から アメリカ国内における第二次世界大戦後も続いた人種差別(特にアフリカ系アメリカ人に対する差別)とその克服への闘いの歴史を語る上で、逆に非暴力運動を批判した急進派マルコムXとともに特に重要な人物の一人である。つまり、マルコムXとキング牧師は黒人差別問題の重要人物となる。

『リンカーン』

それで言うと、このアメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、1862年の奴隷解放宣言で黒人差別に対する大きな一歩を踏み出した人物。

『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』

更にその流れから、南北戦争時代、エイブラハム・リンカーンの奴隷解放宣言よりも早くミシシッピ州ジョーンズ郡に白人と黒人が平等に生きる「ジョーンズ自由州」を設立した実在の白人男性ニュートン・ナイトの生涯と闘いを描く。

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

第二次世界大戦中にエニグマ暗号の解読に取り組んだイギリスの暗号解読者アラン・チューリングを描く。彼の場合エニグマ解読もそうだが、『PCの基礎を築いた』として、スティーブジョブズからも尊敬されている。

『42 〜世界を変えた男〜』

アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描いた伝記映画。タイトルの「42」とはロビンソンが付けていた背番号で、現在アメリカ・カナダの全ての野球チーム(メジャーはもとより、マイナーリーグ、独立リーグ、アマチュア野球に至るまで)で永久欠番となっている。

『J・エドガー』

FBI長官で創始者のエドガー・フーヴァーの生涯を、クリントイーストウッド監督、レオナルドディカプリオ主演で描く。

『グッド・シェパード』

「アメリカ情報活動の父」と呼ばれたウィリアム・ドノバンをデニーロが演じる。この人物は『後のCIA』となる『OSS(戦略情報局:Office of Strategic Services)』が続投して解散まで一貫して務め、その後に曲折を経て現在の中央情報局(CIA)の前身となった。

『リリーのすべて』

世界初の性別適合手術を受けた人物・リリー・エルベを題材としている。

『エジソンズ・ゲーム』

1880年代のアメリカで、電力の供給方法を巡って直流送電派のトーマス・エジソンと交流送電派のジョージ・ウェスティングハウスが繰り広げていた電流戦争の様子を描いている。エジソンは蓄音器、白熱電球等の多くの商品を生み出し、リュミエール兄弟と並んで「映画の父」とも言われている。

『マルクス・エンゲルス』

ドイツの思想家カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若年期を描いている。共産主義を誕生させた重要な人物。1848年1月、マルクスとエンゲルスは永遠の名著『共産党宣言』を完成させる。のちの米ソ冷戦を考えると、マルクスは哲学者の中で最も現実世界に影響を与えた人物となる。

『エクソダス:神と王』

旧約聖書の出エジプト記をもとにして、モーゼに率いられたヘブライ人がエジプトを脱出する過程を描写した作品。モーセが『ユダヤ教の開祖』と断言する専門書を見たことがないのだが、ユダヤ教の始まりは『紀元前1280年頃(モーセの十戒)』とされていることは確実である。

『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』

仏教の開祖である釈迦(ゴータマ・シッダールタ)の人生を、手塚治虫が解釈した。手塚治虫は世界的に認められたクリエーターで、他にも旧約聖書の話を『あなたの解釈でいい』として漫画化を希望されたりしている。この話も神格化フィクション性が目立つが、根幹にある教えは崇高である。

『パッション』

キリスト教の礎であるイエス・キリストの伝記映画。キリスト教や新約聖書で知られる、イエス・キリストの受難と磔刑を描く。原題は、英語で「キリストの受難」という意味。彼をもし哲学者とみなすなら、マルクスを越えて世界一この世界の人間に影響を与えた人物となる。

『ザ・メッセージ』

そのイエスに続いて影響を与えた人物がいるなら、イスラム教の開祖ムハンマドである。

『ファースト・マン』

史上初めて月面を歩いた宇宙飛行士ニール・アームストロングの1961年から1969年にかけてのNASAのミッション(ジェミニ計画、アポロ計画)が実話に基づいて描かれる。

『ガガーリン 世界を変えた108分』

ソビエト連邦(当時)の宇宙飛行士で、宇宙に行った最初の人間ユーリイ・ガガーリンの人生を描いている。

『スペースウォーカー』

Appleの設立者であるスティーブ・ジョブズと、マイクロソフトの設立者であるビル・ゲイツのストーリーを描くドラマ。 アップルがMacintoshを作るに至った経緯、その後なぜ、どのようにしてジョブズは退陣したのか、なぜここまでマイクロソフトのビルゲイツが巨大に成長していったのかをドラマに仕立てている。

『バトル・オブ・シリコンバレー』

※上記作品から アメリカ国内における第二次世界大戦後も続いた人種差別(特にアフリカ系アメリカ人に対する差別)とその克服への闘いの歴史を語る上で、逆に非暴力運動を批判した急進派マルコムXとともに特に重要な人物の一人である。つまり、マルコムXとキング牧師は黒人差別問題の重要人物となる。

『マイケル・コリンズ』

アイルランドの独立運動家であるマイケル・コリンズの生涯を描いている。

『未来を花束にして』

1910年代のイギリスで婦人参政権を求めて闘った女性たちの姿を描いた作品。原題のSuffragette(サフラジェット)とは、20世紀初頭のイギリスの参政権拡張論者、特に婦人参政権論者を指す言葉。

『ブラック・クランズマン』

1970年代のアメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで、アフリカ系アメリカ人(黒人)初の市警察巡査となったロンが、白人至上主義団体クー・クラックス・クランの地方支部への潜入捜査に着手し、活動内容や極秘計画を暴くまでを描く。

『プリティ・リーグ』

1943年に創設され54年まで存在した全米女子プロ野球リーグを題材として、女性差別が激しかった時代に自分たち自身(Their Own)の人生の目標を実現しようとする女性たちの姿を描く。


運営者

運営者のIQから一言。

米ソで行われたこの星の『宇宙開発競争』は、まずソ連の人工衛星『スプートニク1号』の打ち上げ成功から始まりました。

1957年10月:ソ連、最初の人工衛星スプートニク1号
1961年4月:ソ連、宇宙に行った最初の人間ユーリ・ガガーリン
1961年5月:アメリカ、宇宙に最初のアメリカ人アラン・シェパード
1963年6月:ソ連、宇宙に最初の女性ワレンチナ・テレシコワ
1965年3月:ソ連、最初の宇宙遊泳アレクセイ・レオーノフ
1966年2月:アメリカ、最初の月着陸ルナ9号ロボット無人探査機
1968年12月:アメリカ、月の軌道に最初の人類アポロ8号宇宙飛行士たち
1969年7月:アメリカ、月に最初の人類アポロ11号飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリン

このような流れを押さえておけばこの競争の概要はつかめます。『ライトスタッフ』『ドリーム』『ファーストマン』『ガガーリン』『スペースウォーカー』『アポロ13』等の映画が、それらの歴史映画に該当します。


2.『良くも悪くも超える一線』

飛び抜けた者の中には、『一線を越えた者』もいるわけだ。それが善悪のどっちに転ぶかはさておき、とにかく『普通』じゃあない。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』
  2. 『オリバー・ストーン オン プーチン』 
  3. 『バイス』
  4. 『ブーリン家の姉妹』
  5. 『ジェシー・ジェームズの暗殺』
  6. 『バグダッド・スキャンダル』
  7. 『11ミリオン・ジョブ』
  8. 『パフューム ある人殺しの物語』
  9. 『テッド・バンディ』


『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』

チャールズ・ウィルソンという政治家が、CIAの諜報員と共にソ連によるアフガニスタン侵攻に抵抗するムジャーヒディーンを援助する模様を描く。冷戦当時彼らはまだできたばかりの組織で無名だった。だが、彼らはその後アルカイダなどとのつながりをもつ危険なイスラム原理主義者として活動してしまい、2001年9月11日には、アメリカ同時多発テロが巻き起こってしまった。

『オリバー・ストーン オン プーチン』 

ロシアのウクライナ侵攻の前に撮られた貴重な映像。クリミア併合、シリア空爆、ウクライナ問題、アメリカサイバーテロに関して言及するプーチンの姿を見ることができる。

『バイス』

2001年頃。第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュの下で副大統領を務め、「アメリカ史上最強で最凶の副大統領」と呼ばれたディック・チェイニーを描いている。彼がブッシュを操り、しでかしたことについて、逆に反問されるシーンがある。『じゃあ、あなたならどうする?』

『ブーリン家の姉妹』

1520年頃。『エリザベス女王の母アン・ブーリンの壮絶な人生』。アン・ブーリンは、ヘンリー8世と駆け落ち的な恋をして、英国国教会が作られた…というくらいまでなら知っている人もいるかもしれない。だが、エリザベス女王の母親は壮絶な人生を送った。

『ジェシー・ジェームズの暗殺』

アメリカ西部開拓時代のガンマンであるジェシー・ジェイムズ。1866年2月13日に、アメリカで彼が世界初の銀行強盗に成功したことから、2月13日は「銀行強盗の日」となっている。敬虔なキリスト教徒、甘いマスクの美男子、フロンティアの郷愁を漂わせる名前。極悪非道の重罪人にもかかわらず、その悲劇的最後は人々の同情を集め、強者に立ち向かうロビン・フッドのイメージに重ね合わせる者もおり、伝説化した人物である。

『バグダッド・スキャンダル』

元国連職員マイケル・スーサンが自身の体験をもとに執筆した小説の映画化で、国連史上最悪の政治スキャンダルとされる、困窮するイラク国民を救うはずの夢の人道支援プログラム「石油食料交換プログラム」の裏で行われていた不正を描いた作品。実にプログラムの資金に関する18億ドル(約2000億円)を超える汚職が明らかになった。

『11ミリオン・ジョブ』

1982年に実際に起きた、当時のアメリカ犯罪史上最高額の1100万ドル強奪事件を基にした犯罪映画。

『パフューム ある人殺しの物語』

超人的な嗅覚を持つ香水調合師が究極の香水を生み出すために犯したタブーを描いている。この男の個性がかなり強く、しかし香水作りのために手段を択ばないその執念深さと狂気が、ある種の芸術性を生み出していて、あのキューブリックも目をつけていた作品である。

『テッド・バンディ』

原題の「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile(極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣)」は、被告人のテッド・バンディに死刑を言い渡す際、裁判長が読み上げた判決文の中に含まれていた文言である。この男こそ『シリアルキラー』の語源となった人物である。


運営者

運営者のIQから一言。

どれもとんでもない大事に繋がっている話ですよね。『パフューム』以外は全部実話ですから。でもこの映画も妙に実話っぽい信憑性がある不思議な映画で、私も思わずツイッターで面白いと紹介したのですが、その後キューブリックも目をつけていた作品だったという記述を見て、やはりこの面白さは本物だったんだと再確認しました。

しかし私は個人的には『バグダッドスキャンダル』が興味深い話ですね。いや、『バイス』のディックチェイニーも私が言いたいことと同じ動きをしているのですが、例えば彼の場合は1995年から2000年までハリバートン社の経営にもCEOとして参加していました。ハリバートンは世界最大の石油掘削機の販売会社であり、イラク戦争後のイラクの復興支援事業やアメリカ軍関連の各種サービスも提供していることから、湾岸戦争とイラク戦争で巨額な利益を得たのです。チェイニーはこの会社の最大の個人株主でもありますからね。

何が言いたいかというと、『エネルギーの動き』なんですよね。株式投資や諸葛亮孔明の『草船借箭の計(そうせんしゃくせんのけい)』、再生可能エネルギーの話に似ているのですが、例えば太陽がありますよね。それは無限をも感じさせる莫大なエネルギー源ですよね。これを太陽光電池などのシステムを構築させてエネルギーを生み出し、『電力、ガソリン、石油』などの様々な有限の資源エネルギーの代替として使い、それを供給したりすれば、莫大な利益を生み出せるわけです。

口で言うほど簡単ではありませんが、『エネルギーを上手く使いこなせば、莫大な利益が生まれる』という事実が一つ、存在するわけです。ここに出たスキャンダルや戦争系の利益は倫理的に問題がありますが、しかし『惜しい』んですよね。非常に惜しい。後は倫理的な問題さえ解決すればいい。着眼点はいいののです。


3.『若くして死んだカリスマ、天才の早死に』

ある人は『若くして死ぬから伝説になる』と言ったが、確かにそれも一理ある。天才というのはなぜ早死にしてしまう人が多いのか。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『ディーン、君がいた瞬間』
  2. 『ジェシー・ジェームズの暗殺』
  3. 『パッション』
  4. 『リバティーン』
  5. 『ジャンヌ・ダルク』
  6. 『ジーア/悲劇のスーパーモデル』
  7. 『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』
  8. 『マン・オン・ザ・ムーン』
  9. 『エゴン・シーレ 死と乙女』
  10. 『バード』
  11. 『バスキア』
  12. 『シド・アンド・ナンシー』
  13. 『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』
  14. 『レニー・ブルース』
  15. 『奇蹟がくれた数式』


『ディーン、君がいた瞬間』

自身の孤独と苦悩に満ちた生い立ちを迫真の演技で表現し名声を得たが、デビュー半年後に自動車事故によって24歳の若さでこの世を去った伝説的俳優ジェームズ・ディーンの伝記映画。

『ジェシー・ジェームズの暗殺』

前述したある種のカリスマであるジェシージェームズだが、彼も35歳という若さで亡くなっている。

『パッション』

前述したイエスだが、彼も30~33歳あたりに死亡したとされている。

『リバティーン』

イギリスに実在した天才詩人、第2代ロチェスター伯爵ジョン・ウィルモットの生涯を描く。彼はすばらしい才能の持ち主だったが故に、酒とポルノに溺れていき33歳の若さでこの世を去る。この映画では、彼が唯一愛した女優エリザベス・バリーとの関係に視点を置いている。

『ジャンヌ・ダルク』

フランスの英雄として扱われてきたジャンヌ・ダルクを一人の少女という視点から描いた映画。ジャンヌ・ダルクの誕生から、19歳で処刑されるまでを描いた歴史映画である。

『ジーア/悲劇のスーパーモデル』

1980年前後に活躍し、スーパーモデルの先駆者として知られるジア・キャランジの伝記映画。若くして麻薬中毒となり、1986年26歳の頃、エイズで死亡。エイズによる死を公表した最初の著名人の一人でもある。

『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』

アメリカのサーファーであるジェイ・モリアリティを描いた伝記映画。彼は若くして天才的なサーフィンの腕前を見せる凄腕だったが、22歳の頃、大きな事故に遭ってしまう。

『マン・オン・ザ・ムーン』

風変わりなコメディアンとして人気を博していた若くして癌で亡くなった実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画。35歳没。

『エゴン・シーレ 死と乙女』

20世紀初頭のウィーンで活躍し、28歳で病死した画家エゴン・シーレの後半生を描いている。

『バード』

ジャズサックス奏者チャーリー・パーカーの音楽と生涯を描いた伝記作品である。カンザスシティで過ごした少年時代、チャン・リチャードソンとの結婚、そして34歳で夭逝するといった生涯の各場面をコラージュによって構成する手法を用いた。

『バスキア』

アンディ・ウォーホルにも認められ、親しかった天才芸術家で、ヘロインの過剰摂取で死亡し27歳で亡くなったアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアの伝記映画。

『シド・アンド・ナンシー』

セックス・ピストルズのベーシストであったシド・ヴィシャスと彼の恋人であったナンシー・スパンゲンの短くも過激な愛を描きあげたラブストーリー。21歳の頃、ヘロインの過剰摂取で死亡している。

『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』

36歳で死亡した伝説の俳優マリリンモンローのドキュメンタリー映画。

『レニー・ブルース』

1950年代後半から1960年代前半にかけて、それまでタブーとされていた政治、宗教、人種差別、同性愛、中絶、セックス、麻薬、広告批判、貧困などアメリカ社会の抱える矛盾をテーマに過激なトークショーを行ない人気を博した毒舌漫談家レニー・ブルースの生涯を描いた。40歳で急性モルヒネ中毒で死去した。

『奇蹟がくれた数式』

「インドの魔術師」として有名な天才数学者、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの伝記映画。彼はイギリスでの生活に馴染むことができず、やがて身体的な衰弱を来たして病気を患い、1919年にインドへ帰国。1920年に32歳の若さで病死した。


運営者

運営者のIQから一言。

現代人の平均寿命は80歳くらいですから、そう考えると19~40歳というのは半分以下。あまりにも短い一生を送ったように見えますよね。たしかに、旧石器〜縄文時代(2500年前以前)には、日本人の平均寿命は13〜15歳だったと考えられています。しかしそれは、環境に左右され生活が安定していなかったこと、狩猟での事故死、病気や栄養不足による乳幼児の死亡率が非常に高かったために、平均の寿命が短くなったのだとか。やはり、無知ということもあって、例えば毒だと分からずにそれを口にしたりだとか、そういう死に方も多かったわけですね。

それで言うと例えばシド・ヴィシャスなどはこういう逸話があります。アメリカツアー中のダラスのパーキングエリアでカウボーイが、食事をしているシドに「お前がシド・ヴィシャスか?へっ笑えるぜ!そんなにタフだっていうならこれは出来るか?」と、自分の手の平でタバコの火を消して見せました。しかしそれを受けたシドは、ステーキののる皿の上に腕を出し、彼を睨みながら平然と自分の腕にナイフを突き刺して見せ、腕から滴る血がステーキに垂れているのもものともせずに、ステーキを食い続け、そのカウボーイを退散させたというのです。

不可抗力で死亡した過去の人と比べると、このように主体的に危険な道を行く人生は、確かにある種のカリスマ性があると言えます。ただ、彼の場合は映画を観れば分かるように決して天才的なカリスマというわけではなく、単なる『麻薬中毒』にも見えるのが事実。彼の人生にリスペクトしつつも、真似して無茶しないよう、きちんと啓蒙してくれている作品になっています。


4.『様々な天才詩人・作家』

詩人や作家の人生を映画にした作品をピックアップ。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』
  2. 『ミス・ポター』
  3. 『ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』
  4. 『メアリーの統べて』
  5. 『ウォルト・ディズニーの約束』
  6. 『ネバーランド』
  7. 『ラブ・アンド・ウォー』
  8. 『白鯨との闘い』
  9. 『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』
  10. 『カポーティ』
  11. 『恋に落ちたシェイクスピア』
  12. 『もうひとりのシェイクスピア』
  13. 『リバティーン』
  14. 『夜になるまえに』


『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』

アメリカの詩人エミリー・エリザベス・ディキンソンの生涯を描く。

『ミス・ポター』

児童文学作家であり画家でもあったビアトリクス・ポターの伝記映画。ビアトリクスの人生と、ピーターラビットといった彼女の本のキャラクターのアニメが同時に登場する。

『ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』

ドイツの作家、ゲーテの生涯を映画化。特に、彼の恋愛話について、フィクションを交えて展開する。

『メアリーの統べて』

『フランケンシュタイン』を18歳で生み出した19世紀初頭の女性作家メアリー・シェリーの波乱の人生を描いているが、バイロンやウィリアム・ゴドウィン等、重要な人物が数人出てくる。

『ウォルト・ディズニーの約束』

『メアリー・ポピンズ』シリーズの作者、パメラ・トラヴァースを中心とした物語。1961年にウォルト・ディズニーと『メリー・ポピンズ』映画化の交渉をする過程が描かれる。

『ネバーランド』

劇作家ジェームス・マシュー・バリーが、ピーター・パンのモデルとなった少年と出会い、その物語を完成させるまでを描いた実話を基にした、ヒューマンドラマ。

『ラブ・アンド・ウォー』

『ラブ・アンド・ウォー 第一次大戦のヘミングウェイ』を原作とし、第一次世界大戦に従軍して大怪我を負ったヘミングウェイと、ヘミングウェイの代表作の1つ『武器よさらば』のヒロイン「キャサリン・バークレイ」のモデルとされる7歳年上の従軍看護師アグネス・フォン・クロウスキーとの結ばれなかった恋を描いている。

『白鯨との闘い』

アメリカの作家メルヴィルが世界の十大小説の一つ『白鯨』を生み出した時のエピソード。

『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』

F・スコット・フィッツジェラルドやアーネスト・ヘミングウェイ、トーマス・ウルフなどの作家を見出して文壇へ送り込んだマックス・パーキンズ編集長を軸にした物語。

『カポーティ』

『ティファニーで朝食を』で有名の作家のトルーマン・カポーティを描いたもので、彼が代表作『冷血』を取材し書き上げるまでを中心に描いた伝記映画でもある。幼馴染で『アラバマ物語』の女性作家ハーパー・リーも登場する。

『恋に落ちたシェイクスピア』

『ロミオとジュリエット』の初演を背景とし、若かりし日のウィリアム・シェイクスピアと彼を信奉する上流階級の娘ヴァイオラとの恋愛を描く悲喜劇の恋愛映画。

『もうひとりのシェイクスピア』

シェイクスピアの作品が別人によって書かれたとする「シェイクスピア別人説」のうち、第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアを本当の作者とする説に基づいたフィクション。

『リバティーン』

前述したように、イギリスに実在した天才詩人、第2代ロチェスター伯爵ジョン・ウィルモットの生涯を描く。

『夜になるまえに』

カストロ政権下で、作家であり、またホモセクシュアルであるために迫害されたレイナルド・アレナスは、1980年にアメリカに亡命するが、その後エイズを発病してしまう。自身の壮絶な一生を描く自伝。


運営者

運営者のIQから一言。

現在では、スティーブンキングが映画作家として世界的人気を博しています。また、村上春樹も世界からの人気が高い。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は2004年に発表された桜坂洋のライトノベル『All You Need Is Kill』をもとにした脚本をもとに、ダグ・リーマンが監督をした映画ですが、日本作品が世界に通用すると嬉しいものがありますよね。2023年のWBCでも日本がアメリカに勝って優勝しましたが、日本が世界に通用する兆候が見られ始めているかもしれません。

私は『当然』という言葉をつけるぐらい宮崎駿作品のファンですが、しかしもしかしたら彼亡きあとの方が、世界に通用するクリエーターたちが出てくるのかもしれません。偉大な人を失うと、その反動のような事象が起きて、逆に残された人のやる気が引き上がるということはありますからね。イチローの後に大谷選手が続いているように、日本人の将来も捨てたものじゃありません。


5.『アフリカの救世主』

アフリカで活躍した人物たちを描いた映画をピックアップ。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『ガーディアン ハンニバル戦記』
  2. 『マンデラの名もなき看守』
  3. 『遠い夜明け』
  4. 『インビクタス/負けざる者たち』
  5. 『ホテル・ルワンダ』
  6. 『クレオパトラ』
  7. 『アレクサンドリア』


『ガーディアン ハンニバル戦記』

紀元前218年頃。歴史映画の中でも史実に忠実であり、映像も綺麗で新しい。ドキュメンタリー映画のようで、戦闘のクオリティなども高く、ハンニバルとスキピオの戦いを描いた貴重な映像作品である。ハンニバルはローマを滅ぼす力を持っていた。

『マンデラの名もなき看守』

1968年から1990年にかけての南アフリカ。マンデラは実に27年もの間理不尽な収監生活を余儀なくされていた。ジェームズ・グレゴリーは南アフリカの刑務官だった。コサ語を理解できるということで、終身刑を受けたネルソン・マンデラを監視するという任務に就き、1968年に刑務所のあるロベン島に赴任することとなる。

『遠い夜明け』

1970年代のアパルトヘイト下の南アフリカ共和国における実話に基づいた作品。アパルトヘイト政権下の南アフリカ共和国で殺害された最も著名な黒人解放活動家スティーヴ・ビコと南アフリカ共和国の有力紙デイリー・ディスパッチ紙の白人記者ドナルド・ウッズとの交友をベースに描かれる。

『インビクタス/負けざる者たち』

invictusとは、ラテン語で「征服されない」「屈服しない」を意味する語。27年ものあいだ反体制活動家として投獄されていた、ネルソン・マンデラと、彼の生きる南アフリカで活躍するラグビー選手たちを描く。ラグビーはアパルトヘイトの象徴として、多数を占める黒人の国民のあいだでは非常に不人気なスポーツだった。

『ホテル・ルワンダ』

1994年春に発生したルワンダ虐殺を題材に、ルセサバギナが自分の家族と1,000人以上の難民の命を救うために、包囲されたオテル・デ・ミル・コリンに避難所を提供したホテル経営者のポール・ルセサバギナとその妻タチアナが描かれる。

『クレオパトラ』

紀元前48年頃。世界三大美女であるクレオパトラは、一体どういう人物だったのか。女性の武器を利用する浅薄かつ狡猾な野心家だったのか。それとも。

『アレクサンドリア』

西暦4世紀(400年頃)、キリスト教が定着し異教の排斥が行なわれ始めた時代の、女性天文学者ヒュパティアの学問に殉じた半生をアレクサンドリアを舞台に描く。アレクサンドリアの大図書館は異教の魔窟として破壊され、異教徒には改宗か出国しか道は残されなかった。その中で改宗を拒み、青年たちに学問を教え続けるヒュパティアは、都の人々から魔女とみなされる。


運営者

運営者のIQから一言。

また、アメリカにいる黒人は、アフロ・アメリカン(アフリカ系アメリカ人)と言われますが、そういう意味で考えると、キング牧師やマルコムXやメドガーエヴァース、奴隷解放宣言をしたリンカーンや、彼の前に活動していたニュートンナイトの映画もここに挙げられるかもしれません。更に、そのもっと前に奴隷制に反対したイギリスの政治家ウィリアム・ウィルバーフォースが活躍する映画『アメイジンググレイス』や、アミスタッド号事件で黒人のために戦った人物たちを描いた『アミスタッド』等も、アフリカの救世主のような紹介ができるかもしれません。


6.『ミスターX』

『X』と名乗る人物が登場する映画をピックアップ。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『マルコムX』
  2. 『ALI』
  3. 『グローリー/明日への行進』
  4. 『モリーズ・ゲーム』


『マルコムX』

まずはマルコムX。彼の本名はマルコム・リトル (Malcolm Little)だが、イスラム教の組織『NOI(ネーション・オブ・イスラム)』の影響でこの名を語りだしたという説もある。1950年12月の手紙において初めてマルコムXと名乗っている。

『ALI』

彼のイスラム教改宗前の本名はカシアス・マーセラス・クレイ・ジュニアだが、1964年にNOIへの加入を機に、リングネームをカシアス・クレイからカシアスX、次いでモハメド・アリに改めた。彼とマルコムXは友人関係だった。

『グローリー/明日への行進』

この映画にもマルコムXが登場する。

『モリーズ・ゲーム』

モーグルでオリンピック出場を嘱望される選手だったモリーブルームが、アクシデントによってその道を挫折し、非合法ポーカークラブの運営をするようになった様子が描かれる。彼女はそこで映画スターのプレイヤーXを筆頭に多くのセレブを接客し、成り上がった。


運営者

運営者のIQから一言。

『X』という名前に何が込められているかは分かりませんが、一つだけ言えることはミステリアスですよね。ですから、ミステリアスな人間を装いたいときにその名を使えば、その効果が得られる事実があります。『バツ』にも見えますから、名前がないとか、アンノウン、誰でもない人物、自分の出生を呪う者、不特定多数の者等の表現にも使えるのかもしれません。


7.『最初で最後のエンペラー』

中国の最初の皇帝と、最後の皇帝。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『キングダム』
  2. 『始皇帝暗殺』
  3. 『ラストエンペラー』


『キングダム』

始皇帝が中華を統一していく様子を、兵士の友人の視点と共に描いていくスペクタクル漫画の映画化。

『始皇帝暗殺』

その始皇帝が中華を統一した後、刺客によって暗殺されかける様子を描いた作品。

『ラストエンペラー』

清朝最後の皇帝で後に満洲国皇帝となった愛新覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)の生涯を描いた歴史映画。


運営者

運営者のIQから一言。

第29代目総理大臣となった犬養毅(いぬかいつよし)の時代、『溥儀(ふぎ)』を執政という役につけ、『満州国』を日本の従属国という形で建国します。これによって、『満州の人々が自ら望んで満州国を作った』という体裁を作り上げ、日本は満州に対する支配を強固なものにしていきました。

第30代目総理大臣の、海軍大将、斎藤実(まこと)は『日満議定書』によって満州国を承認し、『溥儀が中心となって中国から独立した満州国の独立を、日本が認める』ということを公にしましたが、しかし1932年3月、リットン調査団が派遣されて、国際連盟が日本のこの満州事変を『正当な軍事行動』とは認めなかった。こうした日本の『孤立化と暴走』の根幹にある『帝国主義』の発想は、やがてインドのチャンドラ・ボースから『悪魔』と言われる『ファシズム』グループと結びつき、この世界を震撼させることになります。

孫文が筆頭となって行った辛亥革命(しんがいかくめい)は、1911年から1912年にかけて、清で発生した共和革命です。1911年12月29日、上海で孫文が中華民国大総統に選出され、1912年2月12日に清最後の皇帝溥儀が退位し、清国は滅亡した。この結果、アジアにおいて史上初の独立した共和制国家である中華民国が誕生しました。溥儀という人物は、悪党の類ではありませんでした。普通の人だった。しかし、彼の立場と生きた時代が普通ではなかった。ゆえに、彼は歴史の渦に巻き込まれ、利用されて振り回され、『中国最後の皇帝』として密かに命を全うしました。


8.『チンギス・ブラッド』

モンゴル帝国の初代皇帝であるチンギスハン。大小様々な集団に分かれてお互いに抗争していたモンゴルの遊牧民諸部族を一代で統一し、中国・中央アジア・イラン・東ヨーロッパなどを次々に征服し、最終的には当時の世界人口の半数以上を統治するに到る人類史上最大規模の世界帝国であるモンゴル帝国の基盤を築き上げた。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『モンゴル』
  2. 『フューリアス 双剣の戦士』
  3. 『グラディウス ~希望への奪還~』
  4. 『レッドクリフ』


『モンゴル』

ここではそのチンギスハンを浅野忠信が演じている。彼の顔を見て、この役は彼しかいないと思ったという。

『フューリアス 双剣の戦士』

時は13世紀(1237年)のロシア。当時の世界を制覇していたのはモンゴル帝国だ。ロシアという名前はないので『ウラジーミルスーズダリ大公国』となる。その大公であるユーリー2世は、モンゴル帝国のバトゥ軍に圧迫されていた。モンゴル帝国の創始者チンギス・ハンの長男であるジュチ。この男の次男がバトゥである。

『グラディウス ~希望への奪還~』

1250年頃の中世ヨーロッパで一大王国を率いたダヌィーロ・ロマーノヴィチの波乱に満ちた半生を描く。歴史的事実にファンタジー要素がプラスされている。今回もモンゴルのバトゥが絡んでいる。

『レッドクリフ』

チンギス・ハーンの次男チャガタイの子孫であるバーサンジャブが関羽役として出演している。NHKで放送された大河ドラマ『北条時宗』のクビライ役で知られている。また、上記作品『モンゴル』でも、モンゴル帝国を築いたチンギス・カンの父であるイェスゲイ役で出演している。


運営者

運営者のIQから一言。

ですから『レッドクリフ』はすごいですよね。アジアンブラッド大集合のような映画で、日本、台湾、香港、韓国、中国、モンゴルといった国々からスターやスタッフが集結し、中国映画過去最高額の投資と言われた歴史的なスペクタクル映画となりました。この世界では、『イギリス(大英帝国)とモンゴル帝国』が1、2を争う規模で帝国を拡大化させたと言われています。どちらかというと大英帝国の方が広大な領域を制覇していたという専門家が多いですね。

しかし分かりやすいのはモンゴル帝国かもしれません。一目で分かる、ユーラシア大陸の広大な土地を支配していったので、地図で見ると簡単に色を塗りつぶせる感じです。大英帝国の場合は、排他的経済水域(海)も含まれたり、植民地としたエリアが島国で離れていたりと、一見では分かりづらいところがあるかもしれません。


9.『偉人たちが登場するSFファンタジー』

すべてコメディチックな感じではあるが、世界の偉人たちが出演する映画がある。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『バンデットQ』
  2. 『ビルとテッドの大冒険』
  3. 『ミッドナイト・イン・パリ』
  4. 『ナイト・ミュージアム』


『バンデットQ』

テリーギリアムの不思議な世界観が展開される。ナポレオン・ボナパルト、古代ギリシア・ミケーネの王・アガメムノン、ロビン・フッド一味等が登場する。

『ビルとテッドの大冒険』

これも似たような作品で、不思議なタイムスリップ経験によって過去に飛び、ナポレオン、ビリーザキッド、ソクラテス、フロイト、チンギスハン、ジャンヌダルク、リンカーン、ベートーヴェンといった人物と邂逅するドジな二人組の姿が描かれる。

『ミッドナイト・イン・パリ』

これも不思議な世界に繋がる展開があり、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ガートルード・スタイン、ピカソ、ダリ、T・S・エリオット、ポール・ゴーギャン等の偉人たちと会話できるという、ファンにはたまらない体験をする主人公が描かれる。

『ナイト・ミュージアム』

夜になると展示物が動き出す不思議な博物館を舞台に、夜間警備員として働くことになった主人公の活躍を描くファンタジー、コメディ。シリーズの中で、セオドア・ルーズベルト、アウグストゥス、アッティラ、コロンブス、アメリア・イアハート、イワン雷帝、ナポレオン、アルカポネ、ライト兄弟等が登場する。


運営者

運営者のIQから一言。

その他、ショーンコネリーの『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』では、オスカー・ワイルド、マーク・トウェイン、ロバート・ルイス・スティーブンソン、ハーバード・ジョージ・ウェルズ、メルヴィルといった錚々たる偉人たちがこの世に生み出した伝説のキャラクターたちが時空を超えて集結する、アベンジャーズ的ムービーとなっています。彼らではなく、彼らが作品の中で生み出したキャラクターですね。

いつか国家の問題などが関係なくなったとき、『ナポレオンVSヒトラー』や、『チンギスハンVSエリザベス&ヴィクトリア』のようなオールスターバトルが展開されるシリーズ映画が上映されるでしょうか。ただ、我々が生きている間は難しいでしょう。ヒトラーの話なども、まだ記憶を持っている人もいますからね。戦争も宗教も、センシティブな問題はすべて史実に忠実でなければいけないし、ひたすらにシリアスが求められます。

ですから私が言っている『国家の問題などが関係なくなったとき』というのは、この世界が新しい形に切り替わった後のこと。言語も国家も統一され、それらが分かれていたことを、まるでライターで簡単に火をつけながら、原始人が火を起こすことに苦労したことを想像して昔を見るかのように振り返るように、憐れむぐらい進化した時代です。『統一』などと言うと物騒に聞こえるかもしれませんが、帝国的な発想でも、思想の統一的な話でもありません。

『新時代』。人間は進化していくはずです。今が最終到達地点のわけがない。今、チンギスハンやアレキサンダー大王の発想が時代遅れであるように、今の時代も、後の時代から観て時代遅れで全然いい。するとそこには、『今不可能なことが可能になっている世界』が広がっているのではないでしょうか。


10.『暗号と天才』

解読難解な暗号と、それを解読しようとする天才が登場する映画をピックアップ。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
  2. 『サマーウォーズ』
  3. 『マーキュリー・ライジング』
  4. 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』


『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

1945年頃。第二次世界大戦中にエニグマ暗号の解読に取り組み、のちに同性間性行為のかどで訴追を受けたイギリスの暗号解読者アラン・チューリングを描く。パソコンの基礎を作った人物として、スティーブジョブズも尊敬する男である。

『サマーウォーズ』

主人公の少年、健二の携帯電話に数字の羅列が書かれた謎のメールが送られてくる。数学が得意な健二は、それを何かの問題だと思って回答してしまう。しかし、それはOZの管理権限を奪取できる暗号であった。翌日、OZは謎の人工知能・ラブマシーンに乗っ取られてしまう。

『マーキュリー・ライジング』

自閉症の少年がたまたま解いたパズルは、NSAのニコラス・クドロー率いる開発チームが作り出した暗号システム「マーキュリー」であり、本来なら誰も解くことのできないものだった。彼はそのせいで国家レベルの問題に巻き込まれてしまうことになる。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

フィールズ賞受賞者でマサチューセッツ工科大学数学科教授は、数学科の学生たちに代数的グラフ理論の難問を出す。世界屈指の優秀な学生たちが悪戦苦闘する中、いとも簡単に正解を出す者が現れた。その人物は学生ではなく、大学でアルバイト清掃員として働く孤児の青年ウィル・ハンティングであった。


運営者

運営者のIQから一言。

また、『ノウイング』というSF映画でも似たような展開があります。マサチューセッツ工科大学(MIT)の宇宙物理学者である父が、息子が持ってきたタイムカプセルの中にあった不可解な数字で埋め尽くされた紙に違和感を持ちます。そしてそこに記された数字の羅列が過去50年とこれから先に起きる未来の出来事を予言したものだと気づく、ということになるわけですね。

暗号を解くのは、何かパズルを解くみたいで面白いですよね。日々真剣に様々な難題を熟考している人からするともっと真面目さを求められるかもしれませんが、以前、『10年以上にわたり科学者を悩ませてきたたんぱく質の形を、オンラインゲームの参加者がわずか3週間で解き明かした。』というニュースがありました。右脳的アイディアの発見であるセレンディピティもふとした時に湧いてくるものですし、案外そうして肩の力を抜いて楽しむくらいの方がいい、ということもあるのかもしれません。


11.『数学の天才』

数学の天才が描かれる映画をピックアップ。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『マーキュリー・ライジング』
  2. 『僕と世界の方程式』
  3. 『サマーウォーズ』
  4. 『ガリレオ』
  5. 『奇蹟がくれた数式』
  6. 『アインシュタイン:天才脳の行方と秘密』
  7. 『地球が静止する日』


『マーキュリー・ライジング』

前述したように、自閉症の少年がたまたま解いたパズルは、NSAのニコラス・クドロー率いる開発チームが作り出した暗号システム「マーキュリー」であり、本来なら誰も解くことのできないものだった。彼はそのせいで国家レベルの問題に巻き込まれてしまうことになる。

『僕と世界の方程式』

同じく自閉症の少年が、国際数学オリンピックに出場するために台湾の数学キャンプに出向く様子が描かれる。

『サマーウォーズ』

それで言うと、その数学オリンピックで日本代表を狙えたと評されたほどの実力を持つのが、この映画の主人公。

『ガリレオ』

数学というより物理だが、帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川学が主人公となる。「全ての現象には必ず理由がある」との信念を持ち、科学的に立証可能な事象を頭ごなしに否定することを好まず、「ありえない」という発言に対しては常に否定的な姿勢を示す。

『奇蹟がくれた数式』

純粋数学の正式な訓練をほとんど受けていないが、極めて直感的かつ天才的な閃きにより、数学的解析、整数論、無限級数、連分数などのほか、当時解決不可能とされていた数学的問題の解決にも貢献し、「インドの魔術師」の異名を取ったシュリニヴァーサ・ラマヌジャンの伝記映画である。

『アインシュタイン:天才脳の行方と秘密』

アインシュタインは1895年にはチューリッヒ連邦工科大学への受験を失敗。だが、数学と物理の点数のみ極めて優秀だったため、ギムナジウムへの通学を条件に翌年度の入学資格を取得。ちょうどその頃、学校近くの丘で居眠りをしている時に相対性理論のヒントを得たと言われている。

『地球が静止する日』

この映画で、名誉ある賞を受賞するような高名な学者が黒板に書いた数式に、キアヌリーヴス演じる宇宙人が数式を加えるシーンがある。


運営者

運営者のIQから一言。

この『地球が静止する日』のシーンは極めて印象的で、本当に賢い人のやり取りというのは、これでいいのです。以前、視聴率男と呼ばれていた島田紳助は言っていました。

『東大や京大の先生なんかは、テレビには向かない。なぜなら、彼らは普段、東大生や京大生といった、頭のいい奴らを相手にしてる。だから、一言二言、『あれやっておけ』と言えば、生徒たちはそれを、10にも100にも勝手に理解して自主的にやってくれる。

でも、テレビの視聴者はちゃう。テレビを見ている人たちは、大体暇つぶしだったり、寝転んでリラックスして観てるから、偉い先生が難しい言葉を一言二言並べ立てたぐらいじゃ、理解しない。そこまで身構えてへんからや。

だからテレビに向いているのは、二流、三流大学の先生たち。その先生たちは普段、落ちこぼれや、とにかく一流を相手にしてないから、馬鹿にもわかりやすいように丁寧に説明する習慣がついている。我々テレビの演者もそうだが、基本的には馬鹿ばっかりや。だから我々のような凡人には、そういう先生の言葉がわかりやすいということや。』

彼のこの言葉をなぜここに書くのか、説明しないで分かるあなたは、賢い。


12.『天才少年(少女)』

天才少年(少女)を描く映画をピックアップ。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『マーキュリー・ライジング』
  2. 『サマーウォーズ』
  3. 『僕と世界の方程式』
  4. 『奇跡のシンフォニー』
  5. 『ボビー・フィッシャーを探して』
  6. 『キックアス』
  7. 『ボーイ・ソプラノ』
  8. 『リトルマン・テイト』
  9. 『マイ・プレシャス・リスト』


『マーキュリー・ライジング』

前述したように、自閉症の少年がたまたま解いたパズルは、NSAのニコラス・クドロー率いる開発チームが作り出した暗号システム「マーキュリー」であり、本来なら誰も解くことのできないものだった。彼はそのせいで国家レベルの問題に巻き込まれてしまうことになる。

『サマーウォーズ』

前述したように、自閉症の少年が、国際数学オリンピックに出場するために台湾の数学キャンプに出向く様子が描かれる。

『僕と世界の方程式』

前述したように、その数学オリンピックで日本代表を狙えたと評されたほどの実力を持つのが、この映画の主人公。

『奇跡のシンフォニー』

孤児院で暮らす少年が、ある日楽器に触れて奇跡的な旋律を奏でるようになる。すると、その音楽の美しい音色がまるで見えない道を開拓していくように、生き別れになった親へとつながっていくことになる。

『ボビー・フィッシャーを探して』

実在のチェスプレイヤーであるジョシュ・ウェイツキンの少年時代を描いている。

『キックアス』

この場合は少女で、クロエグレースモレッツがヒットガールを演じる。このインパクトがあまりにも強すぎて、後の彼女はこの作品越えに苦労しているような印象すらある。

『ボーイ・ソプラノ』

奇跡的な声色を持つ少年が、やさぐれた人生を更生するために、音楽を通して奮闘する。私も声が高かったから分かるが、彼のこの活躍が刹那のものであると考えた時、哀愁を覚える。

『リトルマン・テイト』

4歳で詩を書き、7歳でモーツァルトを弾きこなし、道路に描く落書きも卓越している天才児(ギフテッド)の姿が描かれる。自身も天才であるジョディフォスターの初監督作品。

『マイ・プレシャス・リスト』

IQ185の天才だが対人能力はゼロに等しい19歳の少女が幸福を探し求めて悪戦苦闘する姿を描いている。


運営者

運営者のIQから一言。

ジョディフォスターは高い知能指数を持っていることで有名で、ハーバード大学、コロンビア大学などの複数の名門校に合格し、イェール大学に入学します。その後、『MENSA』と呼ばれる、人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした非営利団体の会員にも合格。生業とする本業でもアカデミー主演女優賞を受賞するのですからすごいですね。ゴールデングローブ賞主演女優賞なら5回も獲っています。後は、監督業もやっているわけなので、そこでも監督賞などを受賞したらパーフェクトですね。賞がすべてではありませんが、MENSAにしろハーバードなんたらにしろ、肩書も大きな力を発揮します。


13.『天才の奇妙な宿命』

実在して『天才』と言われた人物が背負った奇妙な宿命、としてまとめられる映画がある。


今回配合するレシピはこちらです!

  1. 『博士と彼女のセオリー』
  2. 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
  3. 『奇蹟がくれた数式』
  4. 『アインシュタイン:天才脳の行方と秘密』
  5. 『チャップリンからの贈り物』
  6. 『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』
  7. 『ビューティフル・マインド』
  8. 『不滅の恋/ベートーヴェン』
  9. 『完全なるチェックメイト』


『博士と彼女のセオリー』

理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキングの関係を描き出している。スティーヴンは体が次第に自由に動かなくなり、倒れて医者から筋萎縮性側索硬化症(ALS)で余命2年とされる。

『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

第二次世界大戦中にエニグマ暗号の解読に取り組みんだイギリスの暗号解読者アラン・チューリングを描く。パソコンの基礎を作った人物として、スティーブジョブズも尊敬する男である。1952年、同性愛の罪(風俗壊乱罪)で警察に逮捕され、保護観察の身となり、転向療法としてホルモン治療を受ける。1954年に41歳で死去。検死によると、青酸中毒による自殺と断定されたが、母親や一部の友人は事故だと信じていた。

『奇蹟がくれた数式』

「インドの魔術師」として有名な天才数学者、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの伝記映画。彼はイギリスでの生活に馴染むことができず、やがて身体的な衰弱を来たして病気を患い、1919年にインドへ帰国。1920年に32歳の若さで病死した。

『アインシュタイン:天才脳の行方と秘密』

1955年頃。アインシュタインが死亡後に『脳が盗まれた』という珍事件が発生。その話を軸にしながら、彼の一生を描く。

『チャップリンからの贈り物』

チャップリンの死後、金銭目的で遺体を誘拐した2人の犯行の実話をもとに作られた映画。アインシュタイン同様、死んだ後もまだその圧倒的存在感を示すのだから、偉人というものはすごい。

『静かなる情熱 エミリ・ディキンスン』

死後評価され、アメリカの詩における最も重要な人物のひとりと見なされているエミリー・ディキンソン。不治の病であったブライト病(腎臓疾患の一種)を患い、約二年半闘病生活を送った。闘病生活は辛く厳しいものだったと考えられている。1886年1月に重い病の床に就き、5月10日前後にノークロス家の従姉妹宛てに「従姉妹たちへ、呼び戻されました」という走り書きを送った後、13日に昏睡状態に陥り、15日に死去した。

『ビューティフル・マインド』

ノーベル経済学賞受賞の実在の天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描く物語。これについての詳細はここに書かない方がいいだろう。

『不滅の恋/ベートーヴェン』

作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生涯を題材としている。伝音性の難聴である耳硬化症を患っていた可能性がある。中耳の耳小骨の「つち・きぬた・あぶみ」の内のあぶみ骨が硬化して、振動を伝達できず、音が聞こえなくなる病気。

『完全なるチェックメイト』

1972年、米ソ両大国の威信を懸けたチェスの世界王者決定戦におけるボビー・フィッシャーの伝説的戦いを描いている。そのため、この試合は東西冷戦における代理戦争とみなされた。だが彼は、反ユダヤ的な過激な発言をしたり、失踪したりと、世間を騒がせた。


運営者

運営者のIQから一言。

天才というのはこのレシピのタイトルにもある通り『飛び抜けた者』であるとされます。それは、『抜群』であり、群を抜いた存在です。群には『常識人』がたくさんいます。数で言うならこっちの方が大勢です。そして、ごく一部の人間だけが天才と言われ、抜群の存在となります。ゆえに、天才たちが『非常識』であることも避けて通れません。ただ、この場合は病気などの数奇な運命を背負っていることもあり、一概には言えません。

一つだけ言えることは、人生に主体的になることを覚悟した人間は稀有な存在として命が躍動するということ。アリストテレスは言いました。

『実際に奴隷である人、あるいは自由民である人のすべてが、生まれながらに奴隷または自由民であるとは限らない。』


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