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『大自然』(MOVIE RECIPE)

『大自然』
『自然』という言葉を調べると、その対象は『人が関わっていないもの』というイメージが頭をよぎります。宮崎駿は言いました。『地球のことを考えたら、本当は人間なんていない方がいいんだ』。しかし我々はその地球を生きていくしかない。『人間が自然になる』日は訪れるのでしょうか。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

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このレシピの詳細

  • レシピ数:7
  • 紹介映画:58

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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1.『環境汚染』

人為的な環境汚染について考えさせられる映画がある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ペリカン文書』
  2. 『シビル・アクション』
  3. 『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』
  4. 『クラウド・アトラス』
  5. 『風の谷のナウシカ』
  6. 『エリン・ブロコビッチ』
  7. 『プロミスト・ランド』
  8. 『レディ・プレイヤー1』
  9. 『華氏119』
  10. 『THE 11 hour』

 

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ナイジェリアで謎の疫病が流行している。その原因が発覚したとき、これがここに該当する理由が分かる。全体的には砂漠の冒険映画で、爽快感があって面白い。

 

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謎解き要素もある映画なので詳しく書けないが、これがここに該当することを意識しながら観てみたい。

 

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詳しく書けないが、彼女がとある巨大な企業の不正に立ち向かう物語であり、これは実話である。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

私は以前ごみのポイ捨てを平気で行っていましたが、その理由は完璧主義な性格と、未熟な知性、そして確かな現実の3つが関係していました。『どうせ俺がこれを捨てても捨てなくても、地球規模で考えたらもっと大きな汚染が蔓延している。ここだけきれいでも、海外のスラム街って、ゴミ山で暮らしてるよ?それに比べれば自分のこのポイ捨てなど、地球にとって特にダメージはない』という考え方があったんですね。これはもちろん井の中の蛙大海を知らずということで、未熟の一言。しかし、『ポイ捨てはダメだが、あながち一辺倒には切り捨てられない考え方』でもあるのが、これらの映画を観てわかってきます。

 

 

2.『大自然の脅威』

大自然の圧倒的な存在感を思い知らされる映画がある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『127時間』
  2. 『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』
  3. 『サンクタム』
  4. 『白鯨との闘い』
  5. 『エベレスト 3D』
  6. 『MERU/メルー』
  7. 『FUKUSHIMA50』
  8. 『日本列島 いきものたちの物語』
  9. 『八甲田山』
  10. 『レヴェナント: 蘇えりし者』
  11. 『クリフハンガー』
  12. 『ポンペイ』
  13. 『キャスト・アウェイ』

 

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1996年にエベレストで実際に起きた大量遭難事故の2度目の映画化。エベレストの圧倒的な大自然を、まざまざと見せつけられる。

 

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アメリカのロッキー山脈で働く山岳救助隊員が描かれる。だが、その過酷な大自然の環境では一歩間違えれば大惨事につながる。この映画でもそのことについて、思い知らされる。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

しかしその大自然の中で原始時代は生きていましたからね。ただ、旧石器〜縄文時代(2500年前以前)には、日本人の平均寿命は13〜15歳だったと考えられています。環境に左右され生活が安定していなかったこと、狩猟での事故死、病気や栄養不足による乳幼児の死亡率が非常に高かったために、平均の寿命が短くなったのだとか。やはり、無知ということもあって、例えば毒だと分からずにそれを口にしたりだとか、そういう死に方も多かったわけですね。そう考えると、その時から比べれば人間ははるかにこの大自然との付き合い方が分かってきたとも言えるかもしれません。

 

 

3.『自然と生きる』

しかし、本当に人間は『大自然との付き合い方が分かってきた』のか。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. もののけ姫』
  2. 風の谷のナウシカ』
  3. 『レヴェナント: 蘇えりし者』
  4. はじまりへの旅』
  5. 『マイ・ビューティフル・ガーデン』
  6. ターザン』
  7. 青い珊瑚礁』

 

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『レヴェナント: 蘇えりし者』 レビュー(感想) 『レヴェナント: 蘇えりし者』     大自然の中で人間が生きていくということは、本来とても大変なことだ。動物の一生に目を向けてみると、それをまざまざと思...

 

前述したように、アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている。このサバイバルの方法が、勉強になるレベルで過酷であり、シビアであり、現実的であり、究極的である。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

人間は自然とともに生きていますが、前述したように、あくまでも『自然の中に動植物や人間がいる』のが真理なので、自然の揺らぎ次第でその一生が突如終わることがあります。例えば、地球規模の氷河期が来た場合、どうすることもできませんよね。コロナ問題だけでパンデミック状態になったわけですから、それ以上の力が働いた場合、人間も含めた一切の地球の生命体は終わりを迎えます。しかし人間は自分勝手ですから『地球の馬鹿野郎!』などと憎しみの感情を抱く。

 

 

4.『それでも私は波に乗る』

波乗り、サーファーを描いた物語がある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『あの夏、いちばん静かな海。』
  2. 『ソウル・サーファー』
  3. 『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』
  4. 『サーファーのプライド』

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

サーフィンもスキーもスノボーも、『同じことの繰り返し』ですよね。ですから私はずっと年始に友人たちと行っていたスキー旅行で、ある時からスキーに出るのをやめ、旅館でゆっくりしたり温泉に入るというスケジュールに切り替えました。しかし確かに、滑っている間は中毒性のある刺激を楽しめるため、やめられなくなるのは分かります。特に、海辺で育った人間となれば考え方もまた違ってきますよね。その海で育ち、その海のそばで死にたい。そういう風に自分と自然を一体化させて考える気持ちは、私も日本中の自然を旅したからよくわかります。

 

 

5.『自然から人を救う者たち』

レスキュー隊員や沿岸警備隊等、人命救助をする人々もまた、大自然とともにある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『クリフハンガー』
  2. 『カリフォルニア・ダウン』
  3. 『バックドラフト』
  4. 『オンリー・ザ・ブレイブ』
  5. 『守護神』
  6. 『ワールド・トレードセンター』

 

 

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前述したように、アメリカのロッキー山脈で働く山岳救助隊員が描かれる。だが、その過酷な大自然の環境では一歩間違えれば大惨事につながる。この映画でもそのことについて、思い知らされる。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

例えば、地震という天災じゃなくても、このテロのような事件が起きたときに、がれきの山が降ってきたり、その建築物の残骸に埋もれたりして、身動きが取れなくなることがあるわけです。その意味で、『ナインイレヴン』という映画ではこのテロの際にエレベーターに閉じ込められた人たちの話が展開されますが、そのような空間に追い込まれた場合でも、人は無力になる。私は普段ダンベルで筋トレをするから震災の時に思い知りました。このダンベルの何万倍も重い大きなマンションが、赤ん坊に無邪気かつ無責任に、乱暴に揺らされているように錯覚するあの絶望的な体験。(あ、これはもう無理だな)と悟り、死を覚悟しましたね。

 

 

6.『大自然を感じる』

上記レシピとはまた微妙にニュアンスを変えてこのようなタイトルにすると、また違った映画が浮かび上がってくる。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『守護神』
  2. 『リバーランズ・スルー・イット』
  3. 『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』
  4. 『遥かなる大地へ』
  5. 『ブロークバック・マウンテン』
  6. 『モンタナの風に抱かれて』
  7. 『喜望峰の風に乗せて』
  8. 『死の谷間』
  9. 『コレリ大尉のマンドリン』
  10. 『6デイズ/7ナイツ』
  11. 『野生の呼び声』

 

 

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1910-1920年代のアメリカのとある家族がメインとなるのだが、舞台となったモンタナ州の雄大な自然(特に川)とフライ・フィッシングの美しい描写で、第65回アカデミー賞では撮影賞を受賞。自然を感じる映画である。

 

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これまた時代背景も雰囲気も似ていて、アメリカの山奥で暮らすとある家族が軸となり、第一次世界大戦などを経て家族がどう変化していくかなどを観ることができる。とにかく山奥だから自然が豊かで、熊なんかも出たりする。

 

 

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アメリカ中西部ワイオミング州のブロークバック・マウンテンの山中で羊の放牧を行う季節労働者の様子が描かれる。この映画でのヒースレジャーの演技は、玄人から極めて高い評価を得ている。

 

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運営者のIQから一言。

ここにはもちろん『エベレスト』も『MERU』も入りますが、そういう真正面からの自然映画ではないのに、自然を感じる映画というくくりにしていきます。大自然は、ある視点から見るとうっとりするほど美しい光景ですが、ある視点から見ると背筋が凍り付くような恐怖を煽る威厳を備え持っています。何だか『神』みたいですね。

 

 

7.『直視する責任』

基本的にここには、大自然のドキュメンタリー映画をピックアップする。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ネイチャー』
  2. 『日本列島 いきものたちの物語』
  3. 『ライフ -いのちをつなぐ物語-』
  4. 『シーズンズ 2万年の地球旅行』
  5. 『不都合な真実』
  6. 『ボヤージュ・オブ・タイム』
  7. 『THE 11 hour』

 

 

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製作期間は6年。世界18カ国の24か所で70人以上のカメラマンが撮影を行い、映像素材は3000時間におよんだ。テーマは『繋がれる命』。その壮大なテーマを直視すれば、人間は排他的で刹那的な行動に浅薄さを垣間見る。

 

 

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ここには書ききれないので、上記感想ページを参照に。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

特に最後の2つは想像を絶する映像作品ですね。詳しくは感想ページをご覧ください。

 

 

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