作家/文豪/詩人– tag –
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吉行淳之介『反吐を吐き、乱暴狼藉を働き、大声で泣きわめいたりする。それでよい。』
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吉行淳之介『愛することは、この世に自分の分身を持つことである。』
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吉行淳之介『女性の愛というものは、相手に自分をささげることによって完成され、男性の愛は相手から奪うことによって完成される。』
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吉行淳之介『寿命という言葉は甚だ非科学的なものだが、そう考えたほうが生き残った者にとっての精神衛生によい。』
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吉行淳之介『失敗を恐れないのが、若者の特権である。醜態を演じるのが若者である、ともいえる。』
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吉行淳之介『男性は嘘をつくことは体質的に苦痛なので、どうしても嘘をつかなくてはならぬ場合には、哲学的思索のような顔つきのあげく、その嘘を正当化する文句などひねくり出す。』
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吉行淳之介『権威に弱い、というのは、教養や教育とはあまり関係ないようだ。私の知っているいわゆる食通には、店の名前で食べている男が何人かいる。』
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吉行淳之介『青春の時期は、いつの時代でも恥多く悩ましいものだ。もう一度やれと言われてもお断りしたい。』
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吉行淳之介『汚れるのが厭ならば、生きることをやめなくてはならない。生きているのに汚れていないつもりならば、それは鈍感である。』
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吉田兼好『あなたは周囲のいいところだけを、徹底して見習えばいいのである。』
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吉田兼好『四季には定まれる序あり、死期は序を持たず。』
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吉田兼好『ふたつ矢を持つことなかれ。後の矢を頼みて初の矢になおざりの心あり。』
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吉田兼好『病を受くることも多くは心より受く。外より来る病は少なし。』
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吉田兼好『よろずの事は頼むべからず。愚かなる人は、ふかく物を頼むゆえに怨み怒ることあり。』
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吉田兼好『一事を必ずなさむと思わば、他の事破るもいたむべからず。人のあざけりをも恥ずべからず。万事に変えずしては、一つの大事成るべからず。』