偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
孟子は言った。
利益だけを追求した拝金的な人生は、必ず淘汰される。渋沢栄一の『論語と算盤』にはこうある。
(かの孔子、孟子の教えを、孔孟教というが、これは『儒教』のことである。儒教は別名『孔孟教』、つまり『孔子と孟子の教え』だ。)
その孔孟教の誤り伝えたる結果は、『利用厚生に従事する実業家の精神をしてほとんど総てを利己主義たらしめ、その念頭に仁義もなければ道徳もなく、甚だしきに至っては法網を潜られるだけ潜っても金儲けをしたいの一方にさせてしまった。従って、 今日のいわゆる実業家の多くは、自分さえ儲ければ他人や世間はどうあろうと構わないという腹で、もし社会的及び法律的の制裁が絶無としたならば、かれらは強奪すらし兼ねぬという情けない状態に 陥っている。
(中略)義利合一の信念を確立するように勉めなくてはならぬ。富みながらかつ仁義を行い得る例は沢山にある。義利合一に対する疑念は今日直ちに根本から一掃せねばならぬ。
トルストイは、
と言っているが、その『神』の正体については、記事を見れば一発でわかるようになっている。それはそのまま、山本周五郎の言葉をも裏打ちすることになる。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』
第20の黄金律 『人間が転落するタイミングは決まっている。「得意時代」だ。』 得意になっているとき、自分の足下はどうなっているだろうか。それが答えだ。 &nb...
あわせて読みたい


『お金を稼ぐことは、良いのか。それとも悪いのか。』
第21の黄金律 『お金を稼ぐことは、良いのか。それとも悪いのか。』 『義利合一』。それが答えだ。 『論語(義・倫理)とそろばん(利益)は両立する。』...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


山本周五郎の名言・格言一覧
日本の作家。生誕1903年。男。(画像) 名言一覧 『一足跳びに山の頂上にあがるのも、一歩一歩としっかりと登ってゆくのも、結局は同じこと。 むしろ一歩ずつ登るほうが...