偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
これはぜひとも、トルストイの以下の言葉と併せて考えたい言葉だ。
全く同じ言葉の、違う翻訳なのか。あるいは、元々違うシーンで使っている言葉なのか。それは私にはあまり関係ない。私がずーっとやっているのはそういう細かいことではない。言葉を見て、内省し、それを自分のものにするということである。
私はその記事で内省したように、この言葉に隠されているカギが、限界効用の逓減であり、そこに記載した聖書の伝道者の書の一節が指し示す、『人間の仕組み』にあると考えたわけだが、今回のこのトルストイの言い回しを見ると、
『健康な肉体、思想、頭脳』
というキーワードが出ていて、むしろ、その見解がより一層強化された形になった。
『健康』というのは、往々にして『通常』とか『正常』とも言えるわけだが、例えば簡単に考えて、大好きな焼肉を7日間連続で、働きもしないで食べまくる、というツアーをやったとき、人は、本当にその7日間を、初日の一食目と同じ感覚、幸福度で過ごすことが出来るだろうか。出来ないのであれば、恐らく『通常(健康)』とは、その初日の一食目だけが、その状態である可能性が高い。後は『異常』だ。通常の『焼肉が好き』という感覚がもうなくなっていて、違う人格になってしまっている。そこまで考えると、トルストイのこの言葉の意味はぐっと理解が深まる。
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