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高村光太郎『重いものをみんなすてると、風のように歩けそうです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

もし『重い』と感じるものが自分の人生にあるのであれば、それはおそらく『無理』をしている証拠だ。私もそういう時期があって、その時期はやはりそう感じることが多々あった。例えば人間関係だ。往々にして人間関係というのは、気づいたら出来ているものである。なぜなら、人間には地元があり、義務教育があり、クラブ活動があり、青春時代があるからだ。気づいたら、周囲にいる同じ年代の人間と、そういう時期を共に過ごしていて、そしてそこで最も自分とウマが合う『と思った』人間関係を構築するのだ。

 

そしてそれは友人だけではない。同じような考え方で、家族もそうだし、会社での人間関係もそうだ。皆、決して『自分の心底が本当に求めた人間関係』ではなく、気づいたらそうなっていた、とか、気づいたら親だったとか、その程度の関係でしかないのだ。もちろん、そう言うと、どこか冷たい印象を持ち、せめて家族に対してはもっと温かい絆の話をした方がよさそうな空気が漂うが、それはこの記事ではする必要はない。ここで挙げられているテーマは、『重いかどうか』ということだ。

 

 

それに、もし親が虐待をするような人間だったり、近親相姦をする様な人間だったらどうか。犯罪者、暴力団、反社会的宗教団体、不倫に借金にギャンブルに行方不明。こういう親だっているのだ。だとしたら、それらは全て『重いもの』ということになるのだ。私の場合は、キリスト教を強要する親の存在があった。私は、実の両親と心底から人生を共有する為には、彼女らと同じ宗教を持ち、イエスキリストに『様』づけをし、自分の心に嘘をつき、捻じ曲げ、ピエロの様に顔を隠して人格を隠蔽しなければならなかった。

 

 

それはそれは『重い』荷物だった。『束縛』であり、過度に表現するならば、『精神的虐待』だった。私にとっては、家族を愛していたからこそ、価値観が全く違う事実を受け入れられず、家出したことなど、ここに書けるようなレベルの易しい抵抗の一つだった。それからどれほどの葛藤、逃避、そして衝突があり、波乱万丈な半生を送っただろうか。今、一つだけ言えることは、私の心は今、『軽い』ということだ。

 

 

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