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高村光太郎『進歩は実に遅く不確かなものです。やがて出しぬけにそれがひらかれます。人は前に出ます。けれども暗中模索の幾年かあとの事です。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ポール・マッカートニーは言う。

 

ガンジーは言う。

 

経営学の父、ドラッカーは言う。

 

人間にはよく『無限の可能性がある』と言われる。だが、それはどういうことだろうか。後幾日ばかりしか寿命が無い、老人はどうだろうか。それでも彼、彼女に、『無限の可能性』はあるのだろうか。例えば、エベレスト登頂は出来るだろうか。それどころか、富士登山は出来るだろうか。フルマラソンは出来るだろうか。何しろ、後幾日ばかりしか寿命が無いと判明しているということは、往々にしてそこはベッドの上である。到底出来そうもない。

 

ベッド

 

だが、『人間には無限の可能性がある』と言ったではないか。彼・彼女らは人間ではないというのか。こういうことを考えた時、ひとまずそれは置いておいて、『赤ん坊』のことを思い出してみる。すると彼らは、筋肉も無ければ、言葉もしゃべれない。スキルも能力も常識も無い。泣いてばかりで、彼らに出来ることなど限られている。

 

だが、なぜか老人よりは可能性を感じる。それはなぜだろうか。

 

赤ん坊

 

『老人は用済み』などとは一言も言っていない。だが、『天才の仕組み』を見ればわかるが、人は『量を積み重ねて、質にする』能力を持っている。更に潜って内省するとなれば、記事を見てもらうのが良いだろう。

 

では、老人の話に戻ろう。彼ら・彼女らとて、『無限の可能性』を持っている。何しろ我々の目の前に刹那に広がるのは、あみだくじならぬ、さしずめ『あみだ道』。無限に広がるその『あみだ道』のどこを通るか。それは、幾日ばかりも時間があるなら、無限に近い多様性があるはずだ。後味の悪い最期。遺された者の心に勇気を燃やすような最期。あなたはどんな選択肢を選ぶだろうか。そしてもちろん、生きている者には永久に理解できるはずもない『死後の世界』のことで考えても、老人は『無限の可能性』を持っている。

 

『進歩は実に遅く不確かなものです。やがて出しぬけにそれがひらかれます。人は前に出ます。けれども暗中模索の幾年かあとの事です。』

 

この言葉や、ドラッカーやガンジーが言うように、進歩というものはまるで『カメの一歩』だ。だが、それを焦って『ウサギの一歩』にしようと思ってはならない。成長と膨張は違う。膨張は弾けて消えるのが相場だ。カメの一歩を踏みしめて、キリギリスが遊んでいてもアリのように働く。この一歩一歩を間違いなく踏み続けた人間だけが、たどり着ける境地がある。

 

ウサギと亀

 

 

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