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シェイクスピア『神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ヴォルテールも、

 

と言っているが、これは、人間というものは、わざわざ『欠点を与える』ことをしなければ、無限の可能性を見出す驚異的な存在であるということの裏付けでもある。だがしかし、例えばこれが、『人間が神になってしまうので、欠点を与える』という発想であれば、ちょっとそれも首をかしげる内容に変わってきそうだ。

 

神

 

そもそも、『神』が『欠点が無い』と考えている時点でおかしい。『神』は人を殺したり、動物を殺したり、痛い目にあわせたり、悲しい目にあわせたりする。自然の猛威は時に、生命にとってあまりにも無残だ。

 

それは例えば、ユングが、

 

と言っている様に、中には『神には欠点がある』と考える者もいるはずだ。あるいはそんなことを考えるのは『人間だけ』なのか。確かに、『考える』動物は少なくともこの地球では、人間だけだが。ということは『考える』ことは長所なのか、短所(欠点)なのか。

 

デカルトは言った。

 

思考することがなければ、我々は酸素や土や水や草木と同じように、ただそこに存在しているだけになる。ということは、『考える』ことで、人間は、人間になる。だとしたら『人間になるためには考えることが必要』で、『考えること』それはつまり、『欠点』になるのかもしれない。

 

クリスチャン

 

シレジウスは言う。

 

長所とか、短所とか、そんなことを『考えて生きていく活動』を強いられていることこそ、『人間であり、神ではない』ということの、証なのかもしれない。

 

また、こういう解釈もできる。

『神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える。』

 

ということはつまり、『欠点がある人間に、人間味がある』という風にとらえることができる。すると、相田みつをのこの言葉がしみて来る。

 

人間は失敗をするものなんだ。人間は欠点があるものなんだ。『それが人間』なんだ。だからくよくよする必要はない。この奇跡の一生を、悔いなく生きるんだ。そういうメッセージとも捉えることができる。

 

 

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