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武者小路実篤『どこまでも勝ち抜き、どこまでも生き抜くためには、勇敢であることが必要なのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『どこまでも勝ち抜き、どこまでも生き抜くためには、勇敢であることが必要なのだ。そして勇敢の第一の条件は生命を捨てるのを恐れずに戦うということだ。それも弱者のため、自分の保護を要求する人のために身を犠牲として戦う。これが勇敢な者の特質である。』

 

ナポレオンは言った。

 

もっとも耐え抜くということは、最も優れた何かがなければ達成できないことである。その時点で既に、突出する可能性を秘めていたのだ。『群を抜く』ということは、『群』にいては出来ない。群という安住の地は、とてもぬるま湯で、つい長居してしまうが、それを『居心地がいい』と言う人と、『居心地が悪い』という人がいて、前者は『楽』を求め、後者は『楽しさ』を人生に求める人である。

 

例えば、考えてみたい。モンテーニュはこう言った。

 

では、目の前で今まさに落としそうになっている命があったとき、それを見て見ぬフリして生きながらえる人生の、どこが『楽しい』というのだろうか。どこが『勝った』と言えるのだろうか。

 

命

 

確かに、それを見て見ぬフリをしなければ、自分の命が危ない。だが、恐らくそれを見てしまった時点で、そこが自分の寿命だったのだ。それに、助けられた人やその家族は、自分をきっと忘れないだろう。『どこまでも生きる』ということは、死してなお、忘れられないということでもあるのだ。

 

松田優作は言った。

 

ナポレオンの言う『もっとも耐え抜いた』という言葉も、『人生を生きながらえたいという執着心に心を支配されそうになり、その私利私欲、煩悩に襲われたが、だが、耐え抜いた』ということなのかもしれない。

 

 

関連リンク:Dr.ヒルルク『人はいつ死ぬと思う…?……人に 忘れられた時さ…!!』

 

 

 

 

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