武者小路実篤『僕は運命を信じないのです。ただ実力を磨くことだけを信用しているのですよ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

日本の作家　武者小路実篤（画像）

運営者

ふむ…。

考察

その理由は、『それが確信できるものだから』だ。人間の認識として、自分が積み重ねた努力の結晶は、確かに手ごたえとして感じることが出来る。しかし、その『手ごたえ』ということで考えた時、『運命』というのは、いささか雲の様な存在である。

『運命』に従うのもいいが、『気運』を呼び込むべく、努力を積み重ねたいものだ。それは別に、傲慢不遜に成り下がるということではない。自分が努力さえすれば救える目の前の命を、『働いてもどうせ死ぬのが人の運命さ』と言って、粗末にする。そういう人間は、私はあまり、人間には見えないということである。

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