偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『不易流行』とは、変えるべきところは変え、変えないべきところは変えない、という教え、戒め、心構え、教訓である。まさしく武者小路実篤のこの言葉が指し示すものと同じだ。自分のやり方を頑なに変えず、頑固を通り越して『頑迷』な人間が居る。あるいは、世間の流行に同調・追従し、自分が何者かを理解していない人間が居る。
どちらでもダメだ。『頑固』な意志はいい。意志が頑なで強固であることは、どんなことよりも尊い。『柔軟性』があるのもいい。協調性があり、柔軟で、臨機応変な対応が取れる人間はとても賢い。だが、『頑迷』はダメだし、『主体性が無い』のもダメだ。その違いを理解しているかいないかが、人間の質に雲泥の差を与える。
主体性のない人間はマニュアル人間になる。こういう人間の発想は、『スクリプト思考(台本思考)』と言って、言われたことだけをやればいいと考えてしまうものである。
『アドリブ思考』、あるいは『カスタマイズ思考』でなければならない。あくまでもマニュアル(台本)とは、その物語の中心線であって、そこから大きくずれると話は変わってしまうが、多少ずれることは柔軟性があっていい。
十人十色だ。千差万別だ。この世にはダイバーシティ(多様性)があって、それらの要素が絡み合えば、起きる結果も色とりどりだ。それであれば、そのダイバーシティに対応するために、スクリプト思考であることは足かせとなる。
- 言われたこともできない人間
- 言われたことしかできない人間
- 言われたこと以上のことができる人間
当然、最後者でなければならない。その為に必要なのは主体性であり、決して人の真似をしたり、無難な選択肢を選んだり、責任転嫁をすることではない。
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