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武者小路実篤『人間は神が創ったということは僕は信じられない。神が創ったものとしては人間は無情すぎ、不完全すぎる。しかし自然が生んだとしたら、あまりに傑作すぎるように思えるのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

しかしその発想は『人間本位』である。人間ならではの考え方だ。その他の森羅万象はそういう風に考えない。私も武者小路実篤と同じ考え方だった。そしてその考え方は覆ることはないと思った。だから宗教も当然生涯認めるつもりはなかった。神もそうだ。私はこう思っていた。

 

こんなに残忍な事件を起こしたり、対立や戦争を巻き起こすような真似をし、幾多もの宗教を乱立させてしまうようでは、神の存在もたいしたことは無い

 

だが、そもそも『人間が理解できる、出来ない』はあてにならないのである。例えば酸素は目に見えない。あるいは宇宙にある暗黒物質(ダークマター)も目に見えない。あるいは『シマウマの縞や蝶の模様』の理由もよく知らない。それなのに、人間が理解出来る、出来ないということでは、この世を指し図ることは出来ない。『自然』自体、『神』が創ったのかもしれない。だから自然が生んだのであれば、『神が生んだ』ことになるのかもしれないのだ。

 

 

だがもちろんこれは究極のテーマだ。私は、最愛の家族が目の前でノコギリで手足を切断されそうになっているのを見たら、やろうとしている相手の手足を、逆に切断してやるだろう。武者小路の意見は、実に人間らしい発想である。たとえそれが『人間本位』の発想であろうと。

 

 

 

 

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