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宮沢賢治『すべてさびしさと悲傷とを焚いて ひとはとうめいな軌道をすすむ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『もうけつしてさびしくはない

 

なんべんさびしくないと云つたとこで またさびしくなるのはきまつてゐる

 

けれどもここはこれでいいのだ

 

すべてさびしさと悲傷とを焚いて ひとはとうめいな軌道をすすむ。』

 

 

例えば、宮崎駿は、

 

と言ったが、『ニヒリズム(虚無主義)』が言う、虚無の世界。それがここでいう『透明な軌道』だとすれば、連発されている『寂しい』という言葉に、悲壮感が漂う。だがこの『透明な軌道』が、

 

キリストの言う様な、

キリスト

 

という、『明日は明日の風が吹く』という様なニュアンスなら、悲壮感とういより、『慰め』という方向になり、見えない明日を生きる、希望を抱くことが出来る。

ブッダは言う。

ブッダ

 

我々の人生は、我々の思い通りにはならない。と、思い込むから、気持ちが苦しいのだ。最初から、初期設定として『思い通りにはならない』とされていれば、そこに『執着』は生まれない。ただただ、自分に与えられた命の日数の間に、食べたり飲んだりし、愛を育み、真理を探究し、時に神に祈りをささげ、そして命を繋いでいくだけなのだ。

 

その延長線上に何があるかはわからない。わからないが、それは別に人生をくよくよと下を向いて、生きていく理由にはならない。ましてや、銃を乱射してその後に自殺する理由にもならない。闇に目を向ければ、闇がある。しかし、光に目を向ければ、光がある。それがこの世だ。この人生である。

 

 

 

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