偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
見て見ぬフリをするということは、片目をつむるということである。どういうことかというと、自分の目で見ている光景が、目の前にある。確かにその光景が、自分の目に映っている。だが、自分にとって不利になる光景を、人は見て見ぬフリをしている。つまり、『明と暗』とで見ている光景を『差別』している。自分にとって明るい方向と、暗い方向に、境界線を引いている。それはつまり、一つの目が死んでいることを意味する。
私の片目も、かつて機能していなかった時期がある。いや、もちろん今でもそれは完全ではないが、フランスの小説家、スタンダールの、
この記事に書いた時期、つまり18歳の頃はそれが顕著だった。私は恩師に、

お前は醜い。卑怯だ。ずるい。汚い。
と罵られたが、そのたった前日までは、恩師を含めたすべての存在が、私のことを『優秀だ』として、評価している空気があった。そして私はそれに甘んじていた。だが、恩師はこう言っていたのだ。
(お前の片目は、機能してねえなあ。)
その後の詳細はスタンダールの記事に書いたが、あの時、恩師がそのメッセージを自分が嫌われる覚悟で私に伝えなければ、今の私はいない、と言い切って間違いないだろう。
フランスの哲学者、パスカルは言う。
ブッダも、
と言っているが、私は『目をつむる』という選択肢を選ぶなら、そのつむった目で、自分の心と真正面から向き合う必要があったのだ。実際には、『見て見ぬフリ』や『心と向き合わない、あるいは斜めから見る』方が、圧倒的に『楽』である。だが、『楽しく』はないだろう。
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