偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
それを言えば、『お金』も『社会制度』もそうだ。家族、仕事、法律、国家、その全てがそうだ。フランスの哲学者、ルソーが書いた著書『人間不平等起源論』の文中にはこうある。
「人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)。しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに、平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった」
つまりルソーは、『人間は元々平等だったが、 その平等さを追い求めた結果、『不自然な不平等』が起きた』と言う。それが『法律』、『政治』、『家族』、『勤労』といった『社会制度』であり、地位や名誉、そして財産による階級の差異、差別化である。
ルソーの様に、そういう一切の人為的なものに首をかしげる人間はいる。ということで、この相田みつをの言葉も、それと同じ線の上にある話なのだから、正当な意見である。

だってお金や点数はあるじゃん。
と言う人間とは一線を画す存在だったということだ。
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