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三島由紀夫『男の本質は、マザー・シップ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

これは三島由紀夫の言葉というより、太宰治の言葉だ。

 

太宰治
お前、男っていうものの本質を知っているか。

 

と太宰に聞かれて、

 

三島由紀夫
いや知りません。

 

と言ったら、

 

太宰治
それはマザー・シップっていうことなんだよ。

 

という返事だったという。では、ここで言う『マザー・シップ』というのはどういう意味だろうか。残念ながら、意味は『母船』としか出てこない。母船から連想されることは、『本体』とか、『本丸』とか、そういう『最後の砦』のような、そういうイメージだが、『男=母船』ということを考えた時、

 

『男ってのは、母船的であればいいんだよ。大体のことは、他に任せておけばいいんだ。普段はそうしてじっとして、でもっていざという時には一番役に立つ。そういう、最後の砦のような立ち位置でいればいいんだ。』

 

 

というような、そういうイメージが頭をよぎるわけだ。『よりどころ』であり、『頼みの綱』であり、『心の支え』であり、『大黒柱』。その様な、器の大きい存在であるべきで、何が起きてもどっしりと構えておかなければならない、とか、そういう風なことが言いたいのだろうか、ということを考えるわけだ。

 

だとしたら一応のつじつまは合う。確かに男、夫、父親というものは、そういう立ち位置でいて、常に『最後の砦』の様な威厳を燃やし続け家庭を見守る、というポジションが、ピタッと男の役割として、当てはまっている印象を受ける。

 

 

 

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