index

三島由紀夫『男の虚栄心は、虚栄心がないやうに見せかけることである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

まず最初に考えてしまったのは、『通り過ぎた発想』だった。例えば、『仙人』の様な、見栄と虚勢を一切張らない、飄々とした人間がいたとき、彼らのその態度が『虚栄心である』と言っているのかと思ったが、それは『通り過ぎた発想』だった。ここで言われているのは『そこまでは到達していない人』だ。映像なんかを見ればわかるのだが、まあ、そういう人は特にインテリに多い。

 

例えば、自分が無知だと悟られると、アイデンティティ(自分の存在意義)を見失ったり、アドバンテージ(有利性)が損なわれると思うのか、あえて『悟った人』を装い、衝突を避ける人がいる。こういう人間へ警鐘を鳴らしているだけだ。『それは虚栄心だろ』と。つまり実際は、そこを追求されてほじくられると、そこからあれよあれよと埃が出て来る。『それ』を包み隠して隠蔽しているのだ。その理由は、今書いたとおりである。

 

ソクラテスは言った。

ソクラテス

 

『無知の知』を知らない人が取る行動は、三島由紀夫の言うとおりである。そういう人は往々にして、『虚栄心を丸出しにする馬鹿よりは、賢い。』と口を揃える傾向がある。

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』   第14の黄金律 『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』   人間には、理解できる範囲とできない範囲がある。では、その事実を受け...
あわせて読みたい
『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』 第15の黄金律 『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』   確かに人間は、闘わなければならない。だが、その相手は『外』にはいない。   『...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
三島由紀夫の名言・格言一覧 日本の作家。男。三島由紀夫(平岡公威)は1925年1月14日に生まれ、1970年11月25日に割腹自殺を遂げた日本の作家、そして思想家です。作家としては日本の戦後文学を代表...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次