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三島由紀夫『なぜ大人は酒を飲むのか。大人になると悲しいことに、酒を呑まなくては酔へないからである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『なぜ大人は酒を飲むのか。大人になると悲しいことに、酒を呑まなくては酔へないからである。子供なら、何も呑まなくても、忽ち遊びに酔つてしまふことができる。』

 

 

これは私もよく思うのだが、私は30歳を超えた今でも、子供の頃と同じ、酒を全く飲まないし(飲むときはアホほど飲む)熱中できるものがたくさんある。

 

このサイトを通しての内省もそうだし、会社の運営もそう。映画、読書、風呂、ゲーム、運動、旅、写真、外食、熱中できるものだらけで、別にそれは子供の時代から何ら変わることは無いのだ。確かに、何もやる気が起きない時期はあった。それは、『金』の存在が自分の人生にまとわりつきだしてからだったと言っていいだろう。

 

 

つまり、子供時代には、金のことを考えなくてよかった。だから、好きなものに熱中できていたのだ。しかし大人になり、金について、時間について、つまり『資産』について考えなければならなくなってくる。そこで『束縛』が生まれ、窮屈になり、それが足かせとなって、がんじがらめになり、思う様に動けなくなっていたのだ。

 

(ゲームはしたいが、だがそんなことしている暇はないし…)

 

といった具合である。いつの間にかわれわれ大人は、社会の歯車となってその役割を担うのはいいが、個々各人が元々持っていた『自由』とか『権利』を剥奪され、その代償として、社会人として認められていく図式の、一部となっていくのである。

 

 

酒を飲むと、一時、その歯車から、意識だけ脱出することが出来る。幽体離脱と同じ類だ。現実逃避と言ってもいい。しかし重要なのは、またもう一度、現実の中で、自由と権利を手中に収めることである。

 

ヘミングウェイは言う。

 

デール・カーネギーは言う。

 

エマーソンは言った。

 

あるはずだ。現実の中に、夢中になれるものが必ず。それはいつの日か自分の心が躍った、あのワンシーンにヒントがあるのだ。

 

 

 

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