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三島由紀夫『法律とは、本来ごく少数者のためのものなのだ。ごく少数の異常な純粋、この世の規矩を外れた熱誠、……それを泥棒や痴情の犯罪と全く同じ同等の『悪』へおとしめようとする機構なのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『規矩(きく)』とは、物差し、考えや行動の手本等という意味。『熱誠(ねっせい)』とは、熱情、まごころ等という意味。つまりこういうことだ。

『自分の意志をもってこの世を生きれば、そりゃあどこかに衝突することはあるだろう。それは意志であり、個性がある証拠だ。この世を生きてる証拠なのだ。それなのに、ごく少数が勝手に決めた『この世』というものは狭く、『そこ』から外れた意志や信念を持つと『犯罪者』扱いをする。泥棒か痴漢か何かと同じ類の『犯罪者』という一括りでまとめようとする。そんなことがまかり通っていいのか。いや、いいわけが無い。我々は、意志を持ってこの世に生まれたのだ。それこそが私が生きているという証拠なのだ。』

 

美輪明宏は言った。

『チャップリンの映画「モダン・タイムス」の主人公は、資本主義社会のなか、工場で機械の一部分のようにひたすらねじ回しを続ける単純作業の繰り返しの末、発狂し破滅していきます。現代のビジネスパーソンもただ仕事に忙殺され、微笑みを忘れ、思索のない時間を過ごしていては、いずれ破滅します。それは人間の形をした人糞製造機も同然だと思うのです。』

 

我々は『人間の形をした人糞製造機』ではない。『人間』なのである。

 

 

 

 

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