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ヘルマン・ヘッセ『鳥は卵からむりに出ようとする。卵は世界だ。生れようとする者は、ひとつの世界を破壊せねばならぬ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

19世紀の天才興行師、P・T・バーナムは言う。

 

なぜなら、『殻の中』にいるからだ。こういう人間が、実に多くの割合を占めている。なぜそんなにも多くの人が『殻の中』に依存しているかというと、答えは簡単。『安全、安心だ』と思っているからである。しかしよく考えれば、この世に絶対に安心な場所など存在しない。何をしたって防ぎきれない圧倒的な天災や、事故、事件がある。

 

タイタニックは沈んだ。

タイタニック
画像

だが、これからも人は『安心、安全』に依存し続けるだろう。そこを揶揄して面白おかしく言い表したのが、P・T・バーナムの言葉だ。

 

確かに、『殻の中にいた方が安全だ』という錯覚を覚えるかもしれない。だが、注意深く周りを見渡すと、『殻の外に出た人間の方が生き生きとしている』ことに気が付くだろう。たった一度の人生を、見誤ってはならない。

 

『鳥は卵からむりに出ようとする。卵は世界だ。生れようとする者は、ひとつの世界を破壊せねばならぬ。』

 

今まで自分が守ってきた『自分の常識』というものは、まるで、『殻の中』の世界だ。

 

 

殻を破ってぐるりと見渡すと新たな見解が持てて、

 

 

殻を飛び出したとき、いよいよそこから『新世界』が始まる。

 

 

このイメージである。つまりは、まず自分が勝手に作り上げてきた『自分の常識』を打ち破る必要がある。

 

バーナード・ショーは言った。

 

自分が勝手に作り上げてきた『自分の常識』だ。それはとても居心地のいい『殻の中』。中の温度や湿度は自分が心地よいと感じるために最適化してあり、外に出るよりもその中にいたほうが様々な理由から考えても都合がいい。だが、人生をやり直したい、生まれ変わりたい、今の自分を変えたいと願うのであれば、その中に依存することは間違っている。

 

マラソンのQちゃんこと、高橋尚子選手をコーチした、小出監督はこう言った。

『確かに、僕の指導法は非常識かもしれない。十人いたら、その十人全員の指導法が違う。でもね、常識を守った延長線上に、勝利がない事も確かだがね。』

 

 

 

 

 

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