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ヘンリー・デイヴィッド・ソロー『自信をもって、自分の夢に向かって進みなさい。あなたの思う通りの人生を生きなさい。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

 

これは、孔子の言葉の超訳として書いた、記事である。我々の人生は、何度ある。二度か、三度か。答えは一つだ。

 

プエルトリコの詩人、ロザリオ・モラレスは言った。

 

それでいいのだ。自分の人生を思う存分に生きていい。

 

夢をかなえた人間はみんな、『行動に移したから』こそ、その夢をかなえた。それがどういうかなえ方だったかはわからないが、とにかく行動をしなければ、その夢をかなえることは絶対にできない。しかし、行動するということは、ある程度そこに『希望の光』を見出していなければできない。そしてその希望の光を最後まで見失わないことで、最後に自分の夢をつかみ取ることができるのだ。

 

例えば私の部下などは、10年前当社に入社するとき、友人に、

 

どうせ俺なんて…。

 

などという表現をして黙り込み、本心ではうちに来たいのに、自信がなくてその行動に移せないという状況にあった。その背中を私が後押しして、

 

来たいんだったら来い。

 

と言うと、彼は当社に入社することを決意したのである。

 

入社

 

私は普通、『来る者拒まず、去る者追わず』だ。その理由は『主体性』である。主体性がなければ大したことはできない。だから、『来たい』と本当に思った人間であれば、『私の厳しい指導』にも当然耐えられるし、内外の寛厳のギャップが当然だと理解できる。

 

つまり、『内に厳しくするから、外へ優しくできる』ということだ。最高の仕事をして、周りから『最高だ』と言われるためには、内外の寛厳のギャップが当然のごとく求められるのである。その逆で、『内を甘やかして、外にぞんざいな対応をする』会社を想像してみるといい。その会社のどこが『最高』なのか、説明する必要もないだろう。

 

内外

 

だが、そんな最高の会社を目指すために必要なのは『主体性』である。私はカンブリア宮殿を長年観ているが、飛躍する企業とはみんな、就活の時期、『高学歴』というよりも『主体性』のある人材を確保しようとあちこちに足を運んでいた。『主体性』のある人間がどれほど重要かがわかるワンシーンである。

 

その部下には『ある程度の主体性』があったので私が背中を押したが、本来はそれすらも本当はやりたくない。そうすると後で、

 

『社長が誘ってきたくせに』

 

などという聞くにも値しない言い訳につながる可能性があるからだ。彼の友人にもう一人、私の会社に『入ってもいいかなあ』ぐらいの検討をしている人間がいたが、私は彼が同年代の女性に仕事ができないことを注意されたことを、裏でぐちぐち言っていることを知っていた。

 

ぐちぐち

 

つまり、そんな『主体性』のない人間を私自らがヘッドハンティングしてうちに入れたところで、そいつが内外の寛厳のギャップの重要性を理解できるはずがないと思い、私はその人間を誘うことはなかった。

 

『自信をもって、自分の夢に向かって進みなさい。あなたの思う通りの人生を生きなさい。』

 

夢をかなえた人間はみんな、『行動に移したから』こそ、その夢をかなえた。その友人も、私が背中を押して入社した部下も、実際のところ、未だにうだつが上がらない日々を送ってしまっている。

 

それはなぜだろうか。部下の方は『ある程度の主体性』があったのにもかかわらず、自己実現を成し遂げることができていないのである。

 

主体性

 

それはそうだ。『ある程度の主体性』はダメだ。エマーソンが言うのは、『自信をもって、あなたの思うとおりの人生を生きろ』だ。心底では自分が被害者だと思っていて、放っておいても誰かが何とかしてくれる、いつかこんな自分にも逆転のチャンスがあると『誤謬』し、『過信』している人間には、一生チャンスなど来ない。

 

ドラッカーは言った。

 

そう。彼らに決定的に欠けているのは、『準備』なのである。つまりこういうことだ。

 

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勉強をし、トレーニングをし、基礎を積み上げている人間は自分を信じている。イチローがメジャーリーガーになれたのは、彼が幼いころからバットを振り続けてきたからだ。

 

イチローは言った。

 

確かな一歩を踏み続けなければ、遠くへは行けない。自分の命を使い切るためには、脇道に逸れている時間はないのだ。希望の光を最後まで見失わないことで、最後に自分の夢をつかみ取ることができるのだ。

 

最後

 

 

 

 

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