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ヘンリー・デイヴィッド・ソロー『人生とはいえないような人生は送りたくなかった。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

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目次

考察

ソローの書いた『森の生活(ウォールデン)』にはこうある。

わたしが森へ行ったのは、思慮深く暮らし、人生の本質的な事実だけに向き合い、人生が教えてくれるものを学べるかどうかを確かめてみたかったからであり、死ぬときになって、自分が人生を生きてはいなかったことを発見したくはなかったからである。人生とはいえないような人生は送りたくなかった。生きるという事はそれほど大切なのだ。また、よほどのことがない限り、あきらめたくもなかった。わたしは人生を深く生き、その精髄をことごとく吸収し、人生とはいえないものはすべて破壊するくらいたくましく、スパルタ人の様に生きて…。

 

クリスチャン

 

私は2年前、今もそうなのだが今よりもうんと知識がない頃、ソローが『エコロジー思想の先駆者』ということで森で生活をしていたと知り、あるいは、

 

という言葉を聞く限り、どれだけ自分とは距離の離れている人間だと考えたものだ。しかし、2年間大勢の偉人たちの言葉を通して内省してきて、ソローの言葉も多く考えてきて、今、彼の発想は私が目指すところと何ら変わりない、向上心があり、人生に悔いを残したくないと強く考える、一人の人間なのだということを知った。

 

『森で生活する』意味も、『スパルタ人の様にたくましく生きる』ことの意味も、『人生に悔いを残したくない』ことの意味も、手に取るようにわかる。彼は、私が見定めた生きるべき道と、同じ道を見極めた人間だった。しかし、私が今ソローの様に高潔かと言ったら、そうではない。だが、同じ目線を持っている。これが、自分の余生にどう影響するか。あるいは、どう影響させるべきか。どちらにせよやはり思うのは、偉大な人物(偉人)達と向き合って内省することは、
人生に悔いを残さない。

 

 

 

 

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