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ヘミングウェイ『この世は素晴らしい。戦う価値がある。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

逆に、『この世は無価値だ。戦う意味を見いだせない。』という発想をする人は、どういう人だろうか。世の中に間違って蔓延している『ニヒリズム』とは、『虚無主義』という意味で、『この世は虚無である』という発想そのものである。『神も真理もなんにもない』と。そういう、虚無、何もない世界が、この世であるという発想だ。

 

だから努力しても意味がない。積み上げても意味がない。何しろどうせ死ぬのだ。どれだけ探究し、研鑽し、蓄積しても、地球がどこかに衝突して、あるいはされて消滅したら、何もかもパアだ。

 

消滅

 

というか、パアも何も、最初から宇宙だって『虚無』なんだから、人情も法律も倫理も愛も、科学も宗教もお金も仕事も、最初からこの、宇宙という単位の中で考えたら通用しないんだから、何をやったって意味がないんだ。大声でワーッと叫んでいる。ただそれだけのイメージなんだ。

 

そんなことしたって意味が無いんだ。運命を変えられるわけではないんだ。やったって意味ないんだよ。努力しても、命を繋いでも意味ないんだ。等という考え方のことである。それが『ニヒリズム』という間違ったイメージだ。

 

しかし実際は違う。ニーチェが言った『神は死んだ』、あるいは考えたニヒリズムとは、

『一度、キリスト教も含めた今まで作られたあらゆる概念を破壊し、ゼロ(無)にするのだ。そして、ゼロから新しく創造し直すべきだ。』

 

というニーチェの『唯一無二の命の尊さ』への考え方を現した表現なのだ。

 

唯一無二

 

ルサンチマン(弱者の強者への嫉み)』の感情のせいで、人間が唯一無二の人生を台無しにすることを嘆いたのだ。キリスト教もそうした人間のルサンチマンから始まったのだと。人生を主体的に生きることを諦めてはならない。この人生を力強く生きるのだ。この世は戦う価値がある。つまり、今回のヘミングウェイの言葉とリンクするのである。

 

ニーチェは、

『世界には君以外には歩むことのできない唯一の道がある。』

 

と言い、

『しかしその道がどこに行くのかを問うてはならない。ひたすら歩め。』

 

とも言ったが、下記の黄金律を見て、自分の一生を悔い無きものにするために、命を躍動させるべし。

 

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