偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『今の人間は偉大なもののあらさがしをしては喜んでいる。偉大なものを攻撃すれば、その分、自分が偉く思われると信じているのだ。ばかばかしい!偉大なものを尊敬してこそ、その分、自分も高まるのだ。』
偉大な『者』なのか『もの』なのか。前者であれば、人間だけがその対象であり、後者であれば、大自然もここに入ってくることになる。しかしどちらにせよ意味はそこまで変わることは無い。器の小さい人間は、自分の器を大きく削る荒行に挑む勇気がない。だから、
(じゃあ人の器を削って(揚げ足をとって)自分より小さいことにしよう)
と考えるわけだ。しかしそれでは当然、永久に自分の器は大きくなることはない。
安岡正篤は言った。
『人間が人間たる意義を求めるならば、まず敬するという心を持つことである。人間が現実にとどまらないで、限りなく高いもの、尊いもの、偉大なるものを求めてゆく、そこに生ずるのが敬という心である。この敬の心が発達してくると、必ず相対的に自分の低い現実を顧みてそれを恥ずる心が起こる。人間が進歩向上する一番大切なことは敬する心を発達させることであり、それによってはじめて恥を知ることができる。』
偉大なものを敬い、そして相対的に自分に恥を覚え、それで初めて自分の人格という器が大きく向上していくのだ。
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