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太宰治『弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我するんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

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ふむ…。

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目次

考察

幸福で傷つく。そういう人は大勢いる。例えばあるカップルがいて、その内の女性が幸せの絶頂の時に、

 

(いつか別れてこの幸福が崩れることを考えたら、悲しくなって…)

 

と言って、急に泣き出すことがある。幸福の最中にいるのに、不幸なことを考える。こういう人は、常に不幸なことを見つけてきては、ネガティブシンキング(悲観的な発想)をして、一人、憂いてしまう。

 

悲観的

 

だとしたら実際に『不幸』になった時はどうする。更にネガティブシンキングが追い打ちになって、追い詰められるだろう。それで衰弱して命を落とした人も、私は知っている。それだと一生『幸福』になれないではないか。

 

『弱虫は、幸福をさえおそれるものです。綿で怪我するんです。幸福に傷つけられる事もあるんです。』

 

この言葉がどこで使われた言葉かわからないので想像の域を出ないが、私なりに考えてみる。例えば、下記の黄金律がある。

 

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太宰治のこの言葉は、『幸せを幸せだと感じることができない人は、弱虫である』という解釈ができるが、それは、下記の黄金律を考えたときに浮き彫りになる事実である。

 

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足るを知る者は富む。『足りると思えば人は満足できる』という真理であり、『足りないと思うなら、足りないのだ』ということなのである。つまり、幸福に直面しても、それを幸福だと受け止めることができない人は、一生幸福になれない。そういう解釈ができるわけだ。しかし、先に前述した黄金律のことを考えたとき、『人は一生幸せになれない』という事実に直面することになる。『幸せだ』と思ったそのとき、遠い世界のどこかで、理不尽に命を落とす人や、動物や、昆虫がいるからだ。だとしたら別に、『幸福を恐れる人』は、決して愚かではなく、弱虫でもない。むしろ勇気があり、偉大な精神を持っている。

 

ドストエフスキーは言った。

 

偉大

 

 

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