偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
もちろん一つの意見としては、この見解でいい。そう言えば話は早い。全てを神の仕業だと考えれば、この世の『わからないこと』、『不透明なこと』、『はまらないパズル』を埋められることになる。
だが、ドイツの精神科医、ヤスパースがこう言い、
古代ギリシャ三大悲劇詩人、ソフォクレスがこう言うように、
そもそも『芸術』という概念は『人間だけ』が認知しているもので、他の一切の森羅万象はこれを認知していない。それに、自然が神の芸術ならば、人間自体も神の芸術としなければならない。とにかく、人間崇高主義になり、人間本位になってはならないのであり、人間と、その他の森羅万象との間に隔たりを作って考えてはならない。『神』の名を持ち出すのなら、それが当然の考え方だ。なぜ『自然』と『人間』を別々に考えているのかわからないが、『神』が出てくるのであれば、全宇宙の一切が、その手中にある。
ニーチェは言った。
『自然』と『神』と『芸術』。これを認知しているのが『人間だけ』ということを理解してから、もう一度ダンテの言葉に着目したいところだ。だがどうだろう。この『自然』というものは、ため息が出るほど美しいということは間違いないのだ。別に、『神の芸術』と言われても、腑に落ちる。人間がこの芸術に太刀打ち出来る日が来ることはないだろう。
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