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チェーホフ『教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがってつねに寛大で柔和で腰が低いものである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

他の人格どころか、自分以外の一切の森羅万象を尊重できない人間に、教養のある人間などいない。

 

仏教の開祖ブッダは、

 

と言っているわけだが、それを考えただけでもこの世は全て平等に流動している。星も動物も草木もミジンコも、人間だろうが害虫だろうが、全て平等に、流動し、変化し、腐敗し、衰退している。

 

 

 

我々は皆同じだ。それを『違う』と思うのは、『人間本位』かつ『自分本位』なだけ。そして単なる『無知』なのである。

 

ソクラテスは言った。

 

賢くなればなるほど、自分が無知で無力であることを悟り、包括的な視野と、宇宙サイズの器の大きさが、備わっていくのである。

 

 

『教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがってつねに寛大で柔和で腰が低いものである。』

 

私は先日、ある人の人生を軽く否定してしまった。その人が毎日のようにゲームをやり、元旦からもやっている様子を見て、『少し常識から逸脱している』という風に意見してしまったのだ。しかし、その会話のあとに私はすぐに違和感を覚え、謝罪のメールを打った。その人は、それ以外の時間にちゃんと仕事をしているし、元旦からゲームをやっている人は大勢いる。それなのに、その人の生き方を否定するのは少し違うと感じたのだ。

 

ゲーム

 

確かに、仕事もしないでゲーム依存症になっている人間には言うべきことがあるが、色々な生き方がある。『四聖』に数えられる、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

 

彼らの生きた時代にゲームはなく、私は彼らの教えを軸に物事を考える習慣がついていたためそうしてしまったのだが、時代は流れるのだ。今は同性愛すらも許容するべきだという考え方が浸透してきている時代。柔軟に変化させていかなければならないこともある。

 

『脳に悪い7つの習慣』にはこうある。

頑固者で、『一度決めたら、他人がなんと言おうと自分の意見は絶対に曲げない』というタイプの人は、要注意です。頑固さというのは、ときに『こだわりのある人』『意志の強い人』といったニュアンスで肯定的にとられられることもあります。しかし、ほかの意見を取り入れる余地がないほど一つの考えに固執し、『これが絶対に正しいはずだ』と思ってしまったら、それは脳の悪いクセが出ている証拠。『統一・一貫性』のために頑固になり、いったん正しいと思い込んでしまうと、脳はそれ以上、思考を深めらなくなるのです。

 

統一

 

私はこの本の前に、下記の黄金律の方に従った。

 

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だが、この本も同じように、私のやったことを応援してくれたのだ。そして、今回のシェイクスピアの言葉も。

 

『教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがってつねに寛大で柔和で腰が低いものである。』

 

 

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