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バーナード・ショー『生は全ての人間を水平化するが、死は傑出した人をあらわにする。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

マイケル・ジャクソンがわかりやすいが、それじゃなくても、死んだ後にその実力を発揮・あるいは爆発させる人間は珍しくない。ニーチェ 、ゴッホ、坂本龍馬などもそうだ。それにキリストソクラテスもそう。

 

生きてる間は、大勢の人の多数決で物事の評価が決められ、それでまかり通った『常識』が蔓延して、ときに真実が闇に葬り去られる。しかし、ある日識者が現れて、それを『ほじくり返す』のだ。例えばナポレオンは、ジャンヌ・ダルクをほじくり返した。歴史の闇に埋もれていた彼女を掘り起こしたのは、ナポレオンなのである。

 

Pythagoras was misunderstood, and Socrates and Jesus, and Luther, and Copernicus, and Galileo, and Newton, and every pure and wise spirit that ever took flesh. To be great is to be misunderstood….

(誤解されるのはそんなに悪いことだろうか。ピタゴラスは誤解された。 ソクラテスイエスルターコペルニクスガリレオ、 そして、ニュートンも誤解された。古今のあらゆる清純で賢明な魂も誤解を受けた。 偉大であるということは誤解されるということだ。)

 

『理解』する人が『理解力』がなければ、そこには『誤解』しか生まれない。あまりにもずば抜けたことをする人間は、往々にして正当に評価されないが、一度100年ほど時間を経過させ、蔓延している常識が『リニューアル』されるとき、温故知新の意味の如く、真価が評価されるということがある。それが、前述したような歴史的事実からわかるのである。

 

例えば数年前に、友人が自分の会社の現状について、こう話していた。

 

みんな、横一線を見て誰もやってないから、やろうとしないんです。それで怠けちゃって。

 

こういうことは人間を生きていると、実によく見る現象ではないだろうか。私がこの半生を生きてきて確信したことの中にも、『出る杭は打たれる』というものがあるが、いやはやこれは本当に、本当のことだったのである。エマーソンが言った『誤解された偉人』もその典型だ。我々は『水平化』しようと世の中が作用する『横一線の動き』に、どう向き合っていくかが問われている。

 

 

 

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