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アンデルセン『旅は私にとって精神の若返りの泉だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

29歳で尊厳死を選んだ、ブリタニー・メイナードは言った。

『この世界は美しい場所です。旅は、私にとって最も偉大な教師でした。最も偉大な支援者は、近しい友人や仲間たちです。こうしてメッセージを書く間にも、私のベッドのそばで応援してくれています。さようなら、世界。良いエネルギーを広めてください。次へつなげましょう。』

 

ゲーテは、

 

と言ったが、旅には、本当に何か特別な意味がある印象が私にもある。私も、富士登山をしたり、日本の世界遺産を全部見て回ったのだが、旅をすると、表層的な意識、つまり、ゲーテの言うように『目的地に行って、目的を果たす』と言ったものとは別の、『違うミッション』が作動するような印象をいつも受けるのだ。『命が躍動する』というか、『本来のミッションをこなしている』というか、何かこう、旅をしている間自分は、燃えているのである。細胞が、命が、魂が、意志が、とにかく燃えている。

 

あれは一体何なのか。そうでもしなければ、旅を無事にこなすことが出来ないと思って、心底から力が漲ってくるのか。あるいは、深層心理で膠着していた何かしらの歯車が、それによって動き出すというような現象があって、それに違和感を感じているのだろうか。どちらにせよアンデルセンの言う通りだ。もしかしたらこの違和感の正体は、『この人生のそもそもの目的』が、『旅』なのであり、それと実際の『旅という行為』がリンクしたことによって、歯車がかみ合わさった。まるで線路の上を走るべき列車が、走るべきではない道を走行していて、そしてようやく自分の本道である、線路に辿り着き、ガチっとはまり、水を得た魚の様に、悠々自適に快走する、そんなイメージなのかもしれない。

 

旅は何かを教えてくれる。私はブリタニー・メイナードが『旅は教師だった』と言い遺したのを聞いて、ある種の感慨深さを覚えたのだ。旅とはまるで、『人生』である。

 

 

 

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