index

アンデルセン『すべての人間の一生は、神の手によって書かれた童話にすぎない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

醜いアヒルの子、親指姫、人魚姫、裸の王様、マッチ売りの少女、これらは全て、アンデルセンが生んだ名作である。童話作家ならではの、このアンデルセンの言葉だ。まず、私も映画をたくさん観ているから、その方向で考えたい。『神』はひとまず置いておく。映画と言うのは、『ハイライト』のようなものだ。2時間に集約する。時には、数十年という時間を集約して、ハイライト(盛り上がり場面)に絞っているのだ。そして音楽とカット割りと飛びぬけた俳優の実力が手伝って、そのハイライトがより一層、壮大なシーンに仕上がる。

 

そういうフィクション(創作物)をずっと観てきて思うのだが、それを抜いて考えたらあまりノンフィクションと変わらないのだ。フィクションもノンフィクションも、ハイライトは同じぐらい感慨深くてスリリングだし、日常はとても単調である。どんな人間にも、日常とハイライトがあるのだ。そう考えると、アンデルセンの言う通り、なるほど我々の一生は、童話の一つなのかもしれない。

 

あとは『神』だ。もし『神』の概念が完全に肯定されれば、この話は一発で勝負がつく。その『神』が創った『童話』。それが、我々の人生だ。悲劇、喜劇、いろいろな童話を生きていることだろう。しかし、どちらにせよ何かそこに『得られる教訓』はないだろうか。『童話』には必ず教訓がある。幸せになるのではなく、『教訓を得る』のが人生だとしたら、全ての人生が、報われるのだが。

 

例えば、異国に人の10倍の速度で年を取る女性がいて、私が20代のうちに彼女は亡くなった。私は彼女の人生をテレビで観た時、様々な葛藤をした。

 

(自分の人生は、彼女に比べ、幸せなのか。不幸せなのか。)

 

彼女からすれば当然幸せだろう。だが、私は『生きた時間の長さ』だけで幸福度を考えることが、あまりにも浅薄だという気がしてならなかった。彼女の心境は彼女でもない私がこれ以上語ることはできない。だが、私は彼女の人生を、一生忘れることはないだろう。

 

妊娠

 

Twitter上の考察意見


 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   第9の黄金律 『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには...
あわせて読みたい
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。   『人生は物語の...
あわせて読みたい
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい
『「生きる」ということの本当の意味とは。』   第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』   『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。   『生きるとは呼吸することではない。...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
アンデルセンの名言・格言一覧 デンマークの童話作家。生誕1805年。男。ハンス・クリスチャン・アンデルセン(画像) 名言一覧 『すべての人間の一生は、神の手によって書かれた童話にすぎない。』 『...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次