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野口英世『絶望のどん底にいると想像し、泣き言をいって絶望しているのは、自分の成功を妨げ、そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

絶望?どん底?確かにそこが光の見えない深海なら、そう表現することもできるだろう。だが、そう表現しないこともできる

 

成功哲学の祖、ナポレオン・ヒルは言った。

 

電力王、松永安左エ門は言った。

 

その深海で、おどろおどろしい深海魚を見るか。あるいは真珠の光を見出すか。それは自分次第だ。ちなみに私もその『深海』に堕ちたが、結果から言うと、私は心底、深海に潜って良かった。その根拠は、今も尚この手の中で燦然と輝く『真珠』の存在が、物語っている。

 

燦然

 

『絶望のどん底にいると想像し、泣き言をいって絶望しているのは、自分の成功を妨げ、そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。』

 

私の部下は、まさにこの言葉が指し示す人間像の典型の人間である。入社して10年、今日に至るまで、つまりたったの今もだが、遅刻をして謝罪をし、反省書を書いている始末だ。これをもう、3日に一度は繰り返している。ひどいときは毎日だ。彼は典型的な悲観主義者である。数年前他の部下と彼を交じり合わせたとき、その他の部下は彼についてこう語った。

 

あの人と一緒にいると、こっちまで暗くなって。あの人は引きずるんです。勉強になるというなら、違う人の方がなったなあ。

 

まさに彼は『ネガティブブラックホール』。彼といると彼の周りにいる人間まで負の闇に引きずり込まれる。そういう印象を強く得るのである。

 

ネガティブブラックホール

 

しかし、彼がそのようなスタンス、考え方を変えない以上はこれ以上先には進むことはできない。まずは10年だ。それを理解するまで、あと10年でも20年でも同じことが繰り返されるだろう。見るべきなのは以下の記事だ。

 

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しかしそれはわかりきったことなのである。彼の器が小さく、知性が低いということを証明したことで、状況が変わるわけではない。逆に言うと、私はこの事実にすぐに気づいて確かに知性が高いかもしれないが、しかしこの部下を10年間このままで変えられないという事実は、指導者であり上司である私にも責任がある。そうなると実際には私の知性と器はたかが知れていることになる。

 

私の叔父、そして隣人は、総合失調症だ。隣人はまだ生きているが、叔父は死んだ。そしてその両方が、死ぬまで、そして今に至るまで、私が知る限りは30年以上、その病を患っていて、治らなかった。

 

難病と向き合う人間は、私のように自分の無知、無力さを思い知ることだろう。しかし、だからといって『絶望のどん底にいると想像し、泣き言をいって絶望しているのは、自分の成功を妨げ、そのうえ、心の平安を乱すばかりだ。』

 

お互い、それぞれ、各人、やるしかない。いや、やるべきである。たった一度の人生を生きていて、そして最後には死ぬのだ。悔いの内容に全力でこの人生を生きたい。

 

 

 

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