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孟子『聖人と我とは類を同じくする者なり。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

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ふむ…。

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目次

考察

聖人だろうが、凡人だろうが、同じ人間だ。そのことを理解すれば、『凡人も努力して聖人になれる』ことも、『聖人が怠惰して凡人に成り下がる』ことも、想像にた易い。

 

中国の文人、韓愈は言った。

 

あるいはブッダも、

 

という内容の話をしている。我々は思想や人種は違えど、同じ人間だ。もっと言うなら、この世の一切の森羅万象や生きとし生ける命も、同じ一つの、生命体なのである。このことを理解したとき、例えば、今日、簡単に雑草を踏み潰すことが出来ない。

 

雑草

 

まずはそれだけでも、十分である。『エネルギー不変の法則』とは、宇宙を成り立たせているエネルギーの総量は、形を変えても一定、という法則である。例えば、木を切り倒して薪にして燃え盛る火にくべると、もともとあった木という存在のエネルギーは、熱エネルギーと気体になったエネルギーに換えられるだけで、『エネルギーの総和』は変わらない。

 

そう考えると、凡人も聖人も動物も草木もない。我々は全て、単なる『エネルギー』だ。人の一生も『一時的なエネルギー』に過ぎない。それが理解できれば墓など必要ないことを悟る。どこで死のうが、どこにいようが、いつもこの宇宙にエネルギーは存在している。死んだ人を想ったとき、そこがその人の墓場となるのだ。

 

エネルギー

 

孟子がどのようなタイミングでこの言葉を言ったかはわからないが、下記の黄金律がある。

 

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つまり、自分のことをどれだけ信じることができるかで、人が発揮できる能力には差異が生じるという事実だ。例えば、ここに書いた『エネルギー不変の法則』の深さまで思慮を巡らせ、強力なアファメーション(自分なら出来る、と信じる気持ち)によって力を発揮しようとしたのであれば、孟子はそれを現実化させることができたと言えるだろう。

 

 

 

 

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