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サルトル『成功とは、品性と知性の証拠であり、また、神聖な保護を受けた証拠である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

そもそも私は『成功者』という表現が嫌いである。成功者を作ってしまえば、格差が生まれる。傲慢不遜に陥る可能性が高いその枠決めは、人間が勝手に決めた概念であり、その概念の信憑性は低い。何しろ、人間自体が恒久的に未熟なのだから。それにたとえば、では、下記の写真の人間に対し、

 

 

どういう呼び名を付けるつもりだろうか。私は幼少時代に、ゴミ山を漁って生きることを強いられたことは無い。地位、名誉、財産を手に入れた人間が成功者ということになるのであれば、この世に自動的に『敗北者』が生まれ、劣悪な環境を生きる『初期設定』を強いられた人間を、侮辱しなければならなくなってくる。残念ながら、そんな人間を『成功者』と呼ぶことは絶対にない。つまり、サルトルの言うように、もし『成功』したいのであれば、そこには品性と知性が備わっていることが絶対条件である。

 

『ソクラテス・イエス・ブッダ 三賢人の言葉、そして生涯』にはこうある。

人間は生まれながらにして自由ではなく、自由になっていくのだということを主張している点で、ソクラテスブッダイエスは一致している。人間は無知から脱却することによって、真実と虚偽、善と悪、正義と不正を区別することを学ぶことによって自由になる。自らを知り、自制心を持ち、分別を持って振る舞うことを学ぶことによって自由になる。

 

『神聖な保護』とは、この見識と自制心のことである。この世に『勝者も敗者もない』ということを理解した人間だけが、無知からの脱却をした人間であり、人としての試練をクリア(成功)するのである。

 

 

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