偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
いや、別にそれを意識しなくても、そうしているはずである。楽観視するのも、悲観視するのも決めているはずだ。どの神を信じて、誰を好きになり、何を食べるかも決めているはずだ。
『刑務所の鉄格子の間から、二人の男が外を見た。一人は泥を眺め、一人は星を眺めた。』
泥を見るのも、星を見るのも、自由に決めているはずである。もちろん、全ての人が食べたい物を食べられるわけではない。そういう世の中になるのがもちろん好ましいが、なったらなったでまた別の問題は出てくるだろう。例えば、その食欲を律することが出来るかどうか、ということも問われる。キリスト教の7つの大罪で言えば、
- 傲慢
- 強欲
- 怠惰
- 憤怒
- 嫉妬
- 暴食
- 色欲
があるわけだが、これらの罪は、別に意識してやることではなく、気が付いたらそれに支配されているということがほとんどなのである。従って、もし人間が物質的に豊かになったとしても、精神的な豊かさがないのであれば、『食べたい物がいつでも好きに食べれる環境』も、いささか=好ましい状況、とはならない。
ソクラテスは言う。
あるいは、ブッダならこうだ。
精神的な豊かさが無ければ、どんな状況になったとしても、それは貧しい。自由に与えられたこの一生という命の使い道をどうするか。全ての人間がこのたった一度の人生で問われている。
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