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プラトン『哲学というものは、たしかに結構なものだよ。ひとが若い年頃に、ほどよくそれに触れておくぶんにはね。しかし、必要以上にそれにかかずらっていると、人間を破滅させてしまうことになるのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『かかずる』とは『関わる』という意味だ。つまり、哲学は若い頃にある程度たしなんでおくのは人生に有効になるが、ドツボにハマってしまってしまうと意固地になり、反社会的な思想を持つようになり、人間を破滅してしまうことに繋がる場合もある。しかもこの場合、本人は『破滅』とも思わないだろう。

 

例えば、自爆行為をするテロリストなどがそうだ。無理矢理ではなく、本人の意志でテロリズムを行う場合があるが、彼らはの頭の中には自分なりの哲学や思想、信仰と宗教があり、崇拝する神がいる。違う人間から見ると、間違いなく人間として道を踏み外しているように見える。しかし、本人たちは『全ては神の意志』というようなことを言うだろう。

 

こういう過激なケースもそうだし、また違った例では、

 

ソクラテス

ソクラテス

 

を師と仰ぐアンティステネスの弟子、ディオゲネスの例などはどうだ。彼は、犬のような生活を送り、樽の中にひた暮らすその様子から『犬のディオゲネス』、『樽のディオゲネス』とも言われていたという。

 

師の教えを守り、物質的快楽を求めず、乞食のような生活をしたディオゲネス。アレクサンドロス三世は、彼の生活を見て自由を感じたらしいが、彼の哲学を見て、必ずしも多くの人間が、『人間の本道』を歩いていると思うわけではないだろう。

 

その本道から逸れた人間を『破滅』と言うのだから、哲学のドツボにハマり過ぎることは、『破滅』を導く要因になるかもしれない。もっとも、何が『本道』なのかは、また別の話だ。

 

 

 

 

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