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パスカル『誤った法律を改正する法律くらい誤ったものはない。法律は正義であるがゆえに従うといって服従している者は、自分の想像する正義に服従しているのであって、法律の本質に服従しているのではない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

しかし、法律がなければこの世は更に混沌と化すのだから、ひとまず法律の存在は、有意義なのである。しかし、例えばwikipediaの規範意識の説明にはこうある。

規範意識とは、道徳、倫理、法律等の社会のルールを守ろうとする意識のこと。しかし、規範、道徳、法律は、類似するものであるものの、必ずしも一致するものとは限らない。通常、法律の遵守は規範であると考えられるが、いかなる場合であっても法律を守ることが規範意識であるのかというと、違和感を覚える人もいるであろう(例えば、交通量の極めて少ない場所での信号無視や、保護者同伴の席での未成年者の飲酒駐禁場所でのやむをえない一時駐車など)。

 

このような問題に対し、どれだけ主体的に自分の意志でその真偽について考えているかどうか、そういうことをパスカルは言っているのである。『法律だから従っている』という発想が、短絡的である、ということだ。何しろ、

 

ソクラテスは、

ソクラテス

 

と言ったが、法律の定めによって、無実の罪なのに、裁判で死刑に多く票を入れられそして処刑された。まさに、『正義を定めたはずの法律』によって『不正義が行われた』のである。『法律の本質』とは、前述したように『正義を定めること』だったはずだ。重要なのは『正義を定めること』だ。『法律を定めること』ではない。

 

 

 

 

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