偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
私が格言や偉人たちの名言と向き合って内省することに、自分の人生の時間を費やす覚悟を決めたのは、一つに、こうした理由があるからだった。幾人もの先人の人生をこの目で見て、耳で聞いて、頭で考えた。老いて衰え、その価値を失うもの。命の寿命がきて、その一生を終えるもの。残されるものは、残せるものは何か。
『三流は金を遺す、二流は事業を遺す、一流は人を遺す。』
では一体、人間がこの儚い有限の一生を生きるとき、その命を最も有効に使い切る為には、何に時間を割き、誰と話をし、どんな本を読み、何について思想を巡らせることが最善なのだろうか。そんなことを人一倍考えて考えて、頭がおかしくなるほど考えていたら、別に結局頭はおかしくならず、むしろ辿り着いていた。それが偉人の言葉だ。名言であり、格言だ。
プルタルコスは言った。
そして逆に言うとそれは、彼らの言葉に耳を傾け、その叡智を自分の血とし、肉とすることができれば、我々の精神年齢は年相応ではなくなるのだ。
ブッダは言った。
時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。
我々の命も、その他の一切の森羅万象同様、流動変化していくものなのである。最初からそうなっているのである。これこそが、真理なのだ。その流動変化する圧倒的真理がこの世に君臨する中で、『いかなる時代にも栄養の足しになる』というこの事実は、驚嘆するばかりだ。この世を生きた幾人もの偉人たちが、その命を全身全霊で燃やして捻出した、真理にも負けず劣らない燦然と輝く知恵の結集は、この地球がある限り、人間の魂を燃やし続ける、原動力となるのだ。
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