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ニーチェ『よい格言は、時の歯がたつには堅すぎる。そして、いかなる時代にも栄養のたしになるのに、幾千年の歳月にも食いつくされはしない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

私が格言や偉人たちの名言と向き合って内省することに、自分の人生の時間を費やす覚悟を決めたのは、一つに、こうした理由があるからだった。幾人もの先人の人生をこの目で見て、耳で聞いて、頭で考えた。老いて衰え、その価値を失うもの。命の寿命がきて、その一生を終えるもの。残されるものは、残せるものは何か。

 

『三流は金を遺す、二流は事業を遺す、一流は人を遺す。』

 

では一体、人間がこの儚い有限の一生を生きるとき、その命を最も有効に使い切る為には、何に時間を割き、誰と話をし、どんな本を読み、何について思想を巡らせることが最善なのだろうか。そんなことを人一倍考えて考えて、頭がおかしくなるほど考えていたら、別に結局頭はおかしくならず、むしろ辿り着いていた。それが偉人の言葉だ。名言であり、格言だ。

 

 

プルタルコスは言った。

 

そして逆に言うとそれは、彼らの言葉に耳を傾け、その叡智を自分の血とし、肉とすることができれば、我々の精神年齢は年相応ではなくなるのだ。

 

ブッダは言った。

ブッダ

時間は流れ、宇宙はうごめき、命の火は消え、物質は分かれる。風は吹き荒れ、大地は鳴り響き、海は揺らいで、炎は燃え盛る。

 

我々の命も、その他の一切の森羅万象同様、流動変化していくものなのである。最初からそうなっているのである。これこそが、真理なのだ。その流動変化する圧倒的真理がこの世に君臨する中で、『いかなる時代にも栄養の足しになる』というこの事実は、驚嘆するばかりだ。この世を生きた幾人もの偉人たちが、その命を全身全霊で燃やして捻出した、真理にも負けず劣らない燦然と輝く知恵の結集は、この地球がある限り、人間の魂を燃やし続ける、原動力となるのだ。

 

 

 

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