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ニーチェ『哲学者とはなにか。つねに尋常でない事物を経験し、見聞し、猜疑し、希望し、夢見る人間だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『尋常ではない』ということは、『普通ではない』ということだ。『猜疑し』ということは、『疑ってかかり』ということだから、まず最初に普通ではないことを経験することが前提。それは文字通り、波乱万丈で奇想天外な経験もそうだし、本人さえ(これは奇天烈だ)と思えば、それは尋常ではない経験となる。

 

例えば、とある民族にとっては虫を食べることは良質なたんぱく質の確保となるが、私がそういう体験をしたら、それは尋常ではない経験となる。従って、その経験が何を基準にして『奇天烈』であるかということは置いておいて、本人さえ『尋常ではない』と思えば、それはそうなるということだ。

 

そして、それらの経験を更に『ひねくれて』考えて『穿った見方』をし、あるいは『斜に構えて』違う角度からよくよく観察するわけだ。本人としては別にそれが『斜め』だと思っておらず、(お前の方が斜めだろ)とか、(というか真正面なんてあるのかよ)とか、そういう風に考えるのが、哲学者ということなのである。また、ただ単にそうした既成概念に囚われない変人ということではなく、しっかりと希望と夢を見るあたりがポイントで、これが異常者と哲学者の大きな差異となる。

 

 

 

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