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ニーチェ『人間が神のしくじりにすぎないのか、神が人間のしくじりにすぎないのか。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『世界がわかる宗教社会学入門』にはこうある。

宗教には、テロリズムのイメージがある。宗教とテロは関係性が強いのか。これはもちろん誤解で、実際はテロリストが宗教を口実にしているだけ

 

今まさにこの瞬間も、世界のあちこちで、『聖戦』と銘打った詭弁の上に成り立つ『テロ行為』が行われ、多くの人の命が危険にさらされている。

 

テロ

 

そう考えると、人間は自分勝手に『神』を創り出したが、そもそもは別に『神』などはいなく、宇宙があって太陽があって、絶妙な位置にたまたま地球があったことで、生命が誕生し、それが生き延び、種が保存され続け、人生があり、やがてその状況の変化によって絶滅し、死んでいく。

 

恐竜が絶滅し、惑星が衝突して破壊されて消えるように、人間もそうして、死んでいく。ただそれだけのことなのに、人間に植えついた『心』が、芽生えた『愛』が、そして『欲望』がこの世を複雑にさせ、つじつまの合わない理不尽で混沌としたこの世を説明する為に、『神』などという偶像を創り出したのかもしれない。

 

あるいは、こんなことを考えているのは人間だけで、そもそも人間以外の、動物を含めた森羅万象は『考える』ことをせず、ただただ生きているか、存在しているだけで、この『考える』という能力を与えてしまったが故に、その他の森羅万象よりも複雑怪奇な現象を生み出してしまうようになった、という方向で考えると、やはり、人間は『神』の創作による、失敗なのか。

 

カメラ

 

デカルトが、

 

と言ったように、そもそも『思う』ことがなければこの世は別に理不尽ではなく、『理不尽だと感じてしまうのは、思うからである』ということなのであれば、いちいち無機質な世界に対し、悲観的に騒ぎ立てるような真似をする人間は、『神』の失敗作なのかもしれない。

 

古代ギリシャ詩人ソフォクレス曰く、

 

ということに、なるのかもしれない。今のところの私の個人的な意見は、『別にどっちでもいい』だ。『神』がいようがいまいが、限り有る命の日数を、悔いの無いように生きるだけである。

 

追記:この記事から数年後、辿り着いたのは以下の記事である。

 

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