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マザー・テレサ『平和はほほえみから始まります。一日五回、あなたが本当は笑顔を見せたくない人にほほえみかけなさい。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

そもそも、その様な人間に笑顔を見せる機会がないわけだ。往々にしてそういう人は、自宅からかけ離れた場所に居て、わざわざそこまで行って、ニコッと笑って、を一日に五回繰り返す。やるべきことがある会社や家を抜け出して、そうしに行くということは、これは、単なる変質者である。つまり、無理な話だ。だからこれは考えても意味がない。だが、少しひねって考えるなら、考えられることはある。

 

例えば美輪明宏はこう言った。

 

眉間に寄っているシワをゆるめて、微笑みに変えてみる。そうすることで、自分が自ら生み出していた負の要因が消え去ることになり、それについて憂い、負荷を負うことはなくなる。しかし、このマザー・テレサの言葉はやはり現実的ではない。戦場でそれをしようとこの言葉を思い出し、兵士が敵の前に飛び出し、

 

闘いはやめよう!

 

と言って笑顔を見せる。だが、その次の瞬間には、彼の額には銃弾が突き刺さっているだろう。誰が撃ったかもわからない銃弾で、その兵士は死んでいく。そして、それを見た者もいなく、あるいは見た者も撃った者も、その後の延長線上で、命を落とすのだ。

 

マザー・テレサの言いたいことはわかるが、この言葉は限定的である。全ての人がそうすればもちろん平和になるが、それがうまくいく場合と、全く効果がない場合、あるいは逆効果になる場合もある。私はそういう表層的な『応急処置』のその場しのぎよりも、そもそも、なぜその人に笑顔を見せたくないのか、ということについて徹底的に考え、違う最善策を見出したい。その理由次第では、その行動は逆効果になる可能性もある。

 

Twitter上の考察意見

 

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