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カント『歴史的意味においてでないかぎり哲学を学ぶということはできない。かえって理性に関しては、哲学的思索をすることを学び得るばかりである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

理性で出来ることは『哲学的な思索』だけであり、『哲学』ではないと言う。自分の理性とかそういうものだけでは限界があり、そこに『歴史』を介入させて、初めてそれが『哲学』となる。というイメージが頭をよぎることになる。『歴史』という言葉の意味を辞書で引くと、人間社会が時間の経過とともに移り変わってきた過程と,その中での出来事。また,それをある秩序・観点のもとにまとめた記録・文書。とあるわけだが、そう考えると見えて来るのは、『自分一人では哲学というものは完成しない』という考え方だ。

 

 

出来るのは『哲学的な考え方』だけであり、それは完全な哲学の姿ではない、と。しかし、『哲学』にも意味がいくつかあって、

 

  1. 世界や人間についての知恵・原理を探究する学問。
  2. 自分自身の経験などから得られた基本的な考え。人生観。

 

ということで、前者の考え方なら、カントの言う通りだが、後者なら違う。『自分の哲学』は、自分一人で完結するのである。日本語訳の問題もあるが、今回の言葉は、言葉だけではここまでしか深く掘り下げられそうにない。

 

 

 

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